恐らく、私自身が相当気に入っているからでしょうけど…
このブログで再三に渡って防水・防風ソックスの『DexShell/デックスシェル』について話題にしていますね。
沢山の種類がある中で、私が特に愛用しているのがDS636 TREKKINGタイプで、真冬の自転車用としても雪深い道でのウォーキング用としても、これ以上ないくらい重宝しています。
防水性・防風性・透湿性・保温性・耐久性を高いレベルで備え、まさに死角なし!な製品ですが、安い靴を買えてしまうくらい割高なのが唯一の欠点かも知れません。
先頃、そろそろ三年目となるデックスシェルを追加で購入すべくあれこれ調べてみると、いつの間にやら防水・防風ソックスに新顔が加わっています。
防水・防風ソックスといえば、デックスシェル製かシールスキンズ製が定番ですが、この新顔は高コスパで人気のおたふく手袋からリリースされた物でした。
期待の防水・防風ソックス『FB-505 フーバー』の詳細
コスパに優れ、汗冷えしづらい起毛インナーやタイツなどで人気のおたふく手袋とあって、嫌でも期待がふくらみますが、予想通りの低価格で嬉しい限りです。
それでも一足がおよそ2500円と、とても靴下の値段とは思えませんが、私の愛用しているDS636 TREKKINGの半額以下で買える点は見逃せません。
さて、こちらの『FB-505 フーバー 防水ソックス』ですが、カラーバリエーションはブラックとカモフラの2色
サイズ展開はM(24.0~26.0cm)、L(26.0~28.0cm)の2種類となり、防水シートをサンドした三層構造の表地には、耐久性に優れるナイロン繊維が混紡されています。
因みに、防水・防風ソックスを比較レビューしている某HPによると、このFB-505は『透湿性あり』と表記されています。とはいえ公式HPでは一切の説明がないため、この辺りは話半分で受け止めた方が良さそうです。
低価格の代償として、透湿性は少し微妙でソックス丈は標準といった仕上がりですが、用途さえ選べば十分に実用範囲ですね。
丈が短いため深い雪道を歩くのには不向きですけど、自転車用として足冷えを防ぐ目的になら十分でしょうか?
冬場は足裏の発汗が少ないので、透湿性をそれほど気にする必要は無さそうですが、大き目サイズを購入して、吸汗性の良いソックスと重ね履きするのも手かな。
防水・防風ソックス『FB-505 フーバー』のサイズ感&使用感
早速入手してみましたが、おたふく手袋シリーズの品揃えが豊富な最寄りの実売店では取扱いが見られず、結局ネット通販を利用しての購入です。
製品自体に厚みが無いため、送料無料ないしメール便で安く購入できるのが嬉しいですね。
開封後の外観は上画像の通りで、モチモチとしたネオプレン素材風の手触りは愛用のデックスシェルとよく似ています。
足首部分が太くなっている仕様も共通していますが、生地自体の厚さはデックスシェルの2/3くらいで、この程度なら、厚すぎて靴のサイズ感が窮屈になってしまう心配もありません。
今回は26.0~28.0cm対応のLサイズを購入しましたが、同じく26.0~28.0cm対応のデックスシェルLサイズと比べると、こちらは余裕のないサイズ感でしょうか。
当たり前ですが、本当にサイズ表記通りといった感じで、足の実寸が27.0~28.0cmでフィット感のあるジャストサイズとなり、28.0cm以上の方は無理に履こうとせずに素直にデックシェルを選んだ方が良さそうです。
さて、気温11度で曇り空、それほど寒くない天候の中をテストを兼ねて15kmほど散歩してみたところ、防寒性はデックスシェルと比べて遜色なく、足元に風や冷気は一切感じません。
透湿性に乏しいだけに、この気温だと蒸れるのでは…と心配でしたが、気温10度前後では普通のソックスよりも若干蒸れるかな?程度で済むようです。
散歩中に気温が10度を下回ると、良い感じにバランスが取れた使用感となり、低温下になるほど使い勝手が良くなる印象ですね。
流石に、真冬でも大汗を掻くような用途にはオススメできませんが、実売価格2000円でこの実力なら十分に合格点があげられます。
まとめ
デックスシェルやシールスキンズの同タイプが4000円程ですから、今のところ防水・防風ソックスでは最安値になるかも知れません。
アウトドア用防水・防風ソックスの廉価版的な立ち位置なだけに過度な期待は禁物ですが、気温10度以下の低温時か、それほど負荷の大きくない運動でなら、文句なしに役立ってくれるのではないでしょうか。
割と自転車はその条件に当てはまっている気もしますが、自転車用のシューズカバーが苦手だったり、面倒臭く感じてしまう方にもオススメの製品ですね。
後日、40kmほど自転車で使ってみましたが、こちらは気温10度でも全く蒸れずに快適そのものでした。