珍しく週末に天気が安定し、二日連続の快晴です。
気温15度の春を思わせる陽気に誘われて、29erプラスで軽くポタリングに出掛けたのですが、その途中でちょっとしたトラブルに見舞われます。
トップ画像でご覧いただけるように、まだ数回しか使っていない新サドルが青白くくすんでしまいました…信じられないかも知れませんが、これ…ジーンズからの色移りなんです。
ジーンズの内股と擦れやすいノーズの根元の部分が最も色移りが酷く、滑り止めのチョーク粉を塗したような見た目ですね。
あまりの陽気に、安易にジーンズで出走した私も迂闊でしたが、まさかサドルが白く染まるとは思いもしませんでした。
カジュアルウェア派の私は、過去にジーンズからサドルへの色移りに悩まされたことがあり、色落ちの激しいインディゴカラーの未洗いデニムやワンウォッシュの製品は避けていたのですが、まさか薄水色のインディゴブリーチでド派手な色移りが起こるとは流石に予想外です。
着用していたジーンズは昨年秋ごろに購入したユニクロのスリムフィットジーンズで、色味は上画像の製品よりも更に薄い水色となり、現在はラインナップされていない製品です。
この手のジーンズはインディゴから単にブリーチして再現していると思っていたのですが、どうやらユニクロ製は水色を際立たせる目的で後染めで白っぽい染料が使われているようですね、あくまでも私の憶測ですが。
使用していたサドルをブログで紹介した際に、座面の素材が布チックなのでジーンズから色移りしやすいよ!と自ら警告を発しておきながら、自分がその罠にハマるとは流石に間抜けすぎます、でも…インディゴブリーチで色移りするとは普通は思わないでしょ?しかもインディゴじゃなくて白っぽくですよ?イジワル過ぎでしょユニクロさん。
帰宅後に必死でゴシゴシ洗浄したところ、最初に使ったキッチン用の使い捨てウエットクロスで大半の色移りが消え、定番のフォーミングマルチクリーナーを経て、仕上げにフクピカで擦りまくると、九割五分くらいは落とすことができました、引き続き使えそうなので取り合えず一安心です。
因みに同じユニクロ製ジーンズでも、色落ちしづらいように開発された『カラーステイスリムフィットジーンズ』は自転車との相性が良く、サドルへの色移りは殆どありません。
化繊が50%近く使われていることからジーンズ好きには不評な製品らしいですが、私の経験上、化繊が多く使われているジーンズは速乾性が高い上に摩耗に強く、自転車用としてヘビロテするのにおあつらえ向きです。
私も一本所有していて、出発前にどちらのジーンズを着用するか逡巡したのですが、今回は見事にハズレを引き当ててしまったようですね。
ユニクロのHPで確認してみると、現行品では『LIGHT BLUE』というカラーが一番近いでしょうか?大半のサドルには影響なさそうですが、座面の色がブラック寄りで座面がザラザラしているタイプは要注意かも知れません。