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ポケットに入る薄型ツールケース『スティッキーポッド』を購入

ポケットに入る薄型ツールケース『スティッキーポッド』の感想イメージ01

少し前の記事で私が使用しているチューブレス用の携行品について紹介したことがありますが、その際に少しだけ『Sticky Pod/スティッキーポッド』について触れました。

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スティッキーポッドとは何ぞや?と思う方もいるかも知れませんが、ロード乗りには割と知られた定番アイテムらしく、端的に説明するとサイクルジャージのポケットに収納可能なソフトタイプの薄型ツールケースです。

私はミニベロにはボトルケージ&ツールケース、ファットバイクにはサドルバッグ、フルサス29erにはコーナーバッグ&ステムバッグといった風に携行品の収納方法を使い分けていますが、フルサス29erで愛用しているフェアウェザー製のバッグ類には緩衝材が備わっておらず、そのまま無造作に放り込むと、携行品がお互いやフレームと干渉してカチカチとした異音を奏でてしまいます。

これを解決する目的で¥100ショップで販売されているスマートフォンやコンデジ用のメッシュケースやネオプレンケースを活用しているのですが、当然のことながら専用品ではないので使い勝手がイマイチですし、複数使用したり軍手を緩衝材がわりにしたりと何かと嵩張りがちですね。

さて、ここで件のスティッキーポッドの出番です。サイクルジャージのポケットに収納するといった本来の使い方ではありませんが、携行品を小分けにして収納できるツールケースと同じ仕組みが備わっているので、見た目だけそっくりな¥100ショップのブツよりも遥かに良い仕事をしてくれそうです。

今のところ安価なネオプレンケースでも大きな不満はありませんが、少しでも携行品を省スペース化できたりツール類の出し入れが楽になるのなら…ということで、試しに『Sticky Pod/スティッキーポッド』を購入してみました。

カエルがトレードマーク『Sticky Pod/スティッキーポッド』のサイズと使用感

ポケットに入る薄型ツールケース『スティッキーポッド』の感想イメージ02

この手の海外製アクセサリーは無駄に割高なイメージですが、スティッキーポッドは¥2000以下となかなか良心的でした。

サイズは115x200mmのSMALL115x260mmのLARGEの二種類があり、その他に125x100mmでカラフルなMINIがラインナップされています。因みに旧モデルはSMALL・LARGEともに高さが20mmほど短く、最新モデルは収納力がアップしています。

収納力を重視するならLARGEですが115x260mmは流石に大きすぎますね、サイクルジャージの背面ポケットに入れる本来の使い方でも少し尻込みするサイズ感でしょうか?あまり参考になりませんがゲーム機の『Nintendo Switch』とほぼ同じくらいですね。

大きすぎてもコーナーバッグに収まらないので、今回はSMALLサイズを購入しました。何も入れない状態でケース自体の厚さは10mmほど、素材にはストレッチ性があり多少の無理も利きそうです。

ポケットに入る薄型ツールケース『スティッキーポッド』の感想イメージ03

本来は商品タグの画像のようにサイクルジャージのポケットに収納しますが、仮にLARGEを使うならスペースを薄く広く使って携行品を収納するのが良さそうですね。

余談ですが、トレードマークのカエルは中米生息の『アカメアマガエル』だそうで、海外ではデザインのモチーフとしてよく使われる種類らしいです。

ポケットに入る薄型ツールケース『スティッキーポッド』の感想イメージ04

¥100ショップのスマホ用ネオプレンケースと比較してみると、スティッキーポッドの方が少しだけ幅狭め&丈長めなサイズ感になっています。見た目はよく似ていますが、内部の仕切りやジップの持ち手に大きな違いがあり、随所に自転車専用の気遣いが見て取れました。

ポケットに入る薄型ツールケース『スティッキーポッド』の感想イメージ06

ジップの持ち手は干渉音が起きづらいラバー製になっています。使用者のレビューによるとゴム製の持ち手とジップ本体を繋ぐ銀色の『U字』部分が本体から外れやすいとの情報がありましたが、今のところ危うい感じはありませんね。

外れても簡単に修理できるそうですが、ジップの開閉がやや渋めなのと『U字』部分が均一ではなく一部が細くなっていることが外れやすいとされる原因でしょうか?力任せに引っ張るのはやめて外周をなぞるようにジッパーを開閉させるのが良さそうです。

ポケットに入る薄型ツールケース『スティッキーポッド』の感想イメージ05

裏面には滑り止めのドットが一面にプリントされていました。これがあるお陰で、いつの間にか背面ポケットからケースが脱落していた…なんてことが防止でき、商品名のSticky(粘着性・ベタベタする)の所以でもあります。

ポケットに入る薄型ツールケース『スティッキーポッド』の感想イメージ07

個人的に一番の注目ポイントはやっぱり内部の仕切りですね。左スペースはスマホの収納にも対応していてタッチパネルの操作ができます、これで防水仕様なら完璧でしたが流石にそこまでは期待できません。雨天時はスティッキーポッドごとビニール袋やジップロックに入れてやり過ごしましょう。

ポケットに入る薄型ツールケース『スティッキーポッド』の感想イメージ08

試しに、チューブレス特化の携行品を無造作に収納してみました。内訳は携帯工具・タイヤレバー・予備TPUチューブ・チェーンカッター・携帯ポンプ・タイヤブート・イージーパッチ・TPUチューブ用パッチ・ミッシングリンク・ボタン電池です。

tubolitoの予備チューブを裸にすればもっとコンパクト化できますが、特に入れ方を工夫しなくても、緩衝材がわりにしていた軍手以外は全て収納できましたね。

ポケットに入る薄型ツールケース『スティッキーポッド』の感想イメージ09

上画像の白矢印を見るとわかりますが、ステッキ―ポッド内部にはループ状のゴムバンドが備わっていて、こちらには携帯ポンプがマウントできます。私は使いませんでしたがスマホ収納時は重宝するのかも知れませんね。

ポケットに入る薄型ツールケース『スティッキーポッド』の感想イメージ10

前述した携行品一式でジップを閉じると、パッケージのまま放り込んだtubolitoの予備チューブが足を引っ張っているせいかスティッキーポッドの厚さは40mmオーバーになりました。画像では割とパツパツ見えますが、ストレッチ性があるので『これ以上はムリ!』といった感じではありませんね。

私はポケットに収納しないのでこのままでも十分ですが、後日に収納方法を見直して予備チューブも裸にするとポケットに無理なく収納できる薄さに整い、軍手のかわりに薄手のコットン手袋も追加で収納できました。コンパクトなロードバイク用携行品でスマホなしという条件なら、厚さは30mm前後に収まるのではないかと思います。

ポケットに入る薄型ツールケース『スティッキーポッド』の感想イメージ11

最後はいつもの計量タイムです。スティッキーポッドSMALLサイズの本体重量は65g、チューブレスに特化したフルサス29erの携行品を収納して423gでした。

もう少し無駄を省けばトータル400g以下にすることも出来そうですが、そこは今後の課題でしょうか。

まとめ

私の用途はサイクルジャージのポケットに収納するといった『Sticky Pod/スティッキーポッド』本来の使い方ではありませんが、携行品をコーナーバッグに出し入れしやすいワンパッケージにまとめられたのが収穫ですね。

これで、必要に応じてスティッキーポッドをサイクルジャージやアウターのポケットにサクッと移動させ、空いたコーナーバッグの内容量をフルに活用することができるようになりました、お土産スペースを無事ゲットです。

因みに他社製にも似たような製品がありますが、大半が容量が不十分なウォレットケースなどの貴重品入れです。とはいえこの手のサイクルポーチには防水機能が備わっている物が多いので、携帯品が少な目なら流用するのも悪くない選択肢かも知れません。

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