フロントシングルへの布石!ミニベロをワイドコグ&10速チェーン化

ミニベロのフロントシングル化で10速チェーン&ワイドコグに交換イメージ01

軽い気持ちで始めたのに気が付けば大事になっていた…誰もが一度は経験する日常のひとコマですが、私の場合は買い物の予算オーバーや自転車のカスタマイズでやらかす事が多いです。

以前に記事にしましたが、春先からミニベロのリアホイールから異音が発生し、最近まで騙し騙し乗り続けていたのですが、遂に症状が誤魔化し切れなくなり、持ち込みOKな某全国チェーンの自転車屋に修理を依頼しました。

ミニベロから異音が…意外にも『アレ』を外した事が原因でした
タイヤやホイールなど、自転車の足まわりから発生する異音について解説しています。主な原因はチューブのねじれ、リムナットの緩み、ハブの劣化などですが、見落としがちなのがスポークテンションのゆるみや摩耗、スポークプロテクターによる変形です。

幸い、修理内容はニップルの増し締めだけで、工費も¥1000と予想していたよりも安く済みましたが、気になっていた不調がスッキリ解消されると、他の小さな不具合が妙に気になり始めます。

今年で三年目となるセカンドマシンのミニベロ『KHS F-20R』ですが、走行距離は8000kmを優に超え流石にチェーンの挙動が怪しくなってきました、チェーンチェッカーで測定してもあからさまな伸びは確認できませんが、何かと消耗の激しい小径車では素直に交換してしまった方が良い頃合いでしょうか。

当初はチェーンの交換だけで、手間も予算も控えめに済ます予定でしたが…冒頭で触れた私の悪癖が出てしまい、気が付けはミニベロのフロントシングル化を視野に入れたカスタマイズする事になっていました。

ミニベロでフロントシングル化はアリなの?と思うかも知れませんが、最近の折畳み自転車では増えつつある仕様ですし、実際に三年間乗り続けてみると、街乗りプラスアルファの用途ではフロントダブルの必要性を感じなかったり、坂道であと少しだけ軽いギアが欲しかったり、ブルホーンハンドル先端にあるバーコンが邪魔で使いづらかったりと、色々と思うことろがあるのです。

予算の都合上、クランクやチェーンリングに手を付けるのはもう少し先の話になりそうですが、今回はミニベロのフロントシングル化を見据えたスプロケットのワイドコグ化と10速チェーンへの交換を実施してみます。

11-32TのワイドコグとKMC製10速チェーンを選択

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今回購入したのがこちらの2点、シマノ製9速カセットでは軽量なCS-HG400-9 11-32TKMC製10速チェーンです。

私のF-20Rを含むミニベロの多くにはSORAグレードの9速コンポが採用されていて、本来なら9速チェーンを選ぶのが正解ですが、あえて10速チェーンを選んだのには少し理由があります。

今後のフロントシングル化を見据えた場合、クランクやそれに対応したBBに交換するよりも、チェーンリングだけを評判の良いWolf Tooth/ウルフトゥース製ナローワイドタイプに交換したほうが、手間も予算も掛かりません。

事前に調べたところ、9速コンポでWolf Tooth製チェーンリングを使用する場合は10速チェーンの使用が推奨されていました、10速チェーンは内寸が9速チェーンと同じなので不具合が少なく、先手を打って10速チェーンを選んだと言う訳です。

さて、 F-20Rのフロントは52/39T、現在のリアスプロケットはCS-HG400-9の11-25Tでギアコンビネーションは11-12-13-15-17-19-21-23-25Tの代物です。

交換後のギアコンビネーションは11-12-14-16-18-21-24-28-32Tとなり、ミニベロに32Tはちょっとやりすぎかなぁ~と思わずにはいられませんが、将来的にフロントのチェーンリングを44T前後のシングルにする事で、ギア比的に現在のフロントダブルにリア最大28Tを装備したのと同程度な使い勝手に落ち着く目算でしょうか。

因みに、新型の3000系でも旧型の3500系でもSORAグレードのSS/ショートケージ仕様リアディレイラーには11-32Tのスプロケットがそのまま使え、更にワイドな11-34Tや11-36Tを使いたいなら同じSORAグレードでもGS/ロングケージタイプのリアディレイラーが必要になります。

チェーン長はどう決める?ミニベロのスプロケット&チェーンを交換

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さて、例によって今までお世話になったスプロケットを何かと出番の多いフリーホイールリムーバー&フリーホイールチューナーで取外します。

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新旧スプロケットを並べてみると、サイズ的には二回りほど大きくなり、重量は93g増でした。

100g近く重くなってしまうのは残念ですが、将来的にチェーンリング一枚・フロントディレイラー・フロントシフター・フロント用シフターケーブルが一気に不要になるので、この部分の増量は必要な投資と言えるでしょうか、SRAM製の軽量スプロケットを使うなら現状維持も可能かも知れませんね。

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451ホイールと新スプロケットのサイズ比は画像の様になり、私の感覚では26インチのファットバイクに最大42Tのスプロケットを装備した時の印象に近いですね。

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さて、前述の通りSS仕様のリアディレイラーはそのまま使えますし、ワイドコグ化してもBテンションボルトの調節は特に必要ありませんでした。

少し戸惑うのがチェーン長の決め方で、28T以上のスプロケットの場合はリアディレイラーのプーリーが垂直に並ぶ様に~といった定番の方法が役に立ちません。

ココが違った!スラムとシマノ『SRAM GX』に交換で今更の11速化
ファットバイクの1×11速化でコンポをシマノからSRAM/スラムGXに交換しました。その過程で気付いた取付け方法や動作の違いを解説しつつ、11~12速化で発生するクランク・ペダル逆回転問題についても軽く触れています。

基本的なチェーン長の決め方はファットバイクをフロントシングル化した方法と同じなんですが、問題なのは今のところクランクがフロントダブルなままな点です。

『ファットバイク11速化でコンポをSRAM GXに交換』イメージ12

軽く調べたところ、シマノでもスラムでもファットバイクをフロントシングル化した際と方法は同じで、画像の通りリアディレイラーにチェーンを通さないでフロント最大ギアとリア最大ギアにチェーンを弛みなく張り、フロントシングルならそれプラス2リンク、フロントダブルおよびトリプルならそれプラス1リンクで適正値になる様です。

52/39Tのフロントダブルなのに、フロントシングルよりもチェーン長が短くなってしまうプラス1リンクで本当に大丈夫なのか…と不安になりましたが、試しに使っていない10Sチェーンをカットして動作チェックをしたところ、リアディレイラーの動作や変速に何の問題も発生しませんでした。

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旧チェーンはアンプルピンで接続されていたため気軽に取外しが出来ませんでしたが、新チェーンはお馴染みのミッシングリンクになりました。

ミッシングリンクはチェーンステーの上側にある時『10S』の文字が正位置になる様に取付けると外れづらくなるそうですから、ファットバイクに続き今回もそれに倣います。

人によっては、卸し立てのチェーンがギトギトなのが嫌で、使う前に洗浄してからお気に入りのチェーンルブを塗り直すそうですが、不精な私はそのまま利用する事にしました、どうせ半月で黒くなりますし徹底的に洗浄するのはその時で構いません。

まとめ

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スプロケットとチェーンの交換が恙なく終わり、爽やかな秋晴れの中を40kmほど試走してみました。

新チェーンの効果は覿面で、チェーンまわりで感じた挙動の怪しさはすっかり影を潜めています、やはり目に見えない部分で劣化が進んでいたのでしょうね…回転も変速も実に滑らかでした、因みに交換したチェーンはシルバー/ブラックのバイカラー仕様で、見た目がファットバイクとお揃いです。

最大32Tにワイドコグ化したスプロケットですが、フロントダブルでインナーの39Tが健在な状態では、かなりの急坂でもせいぜい28T止まりでした、この辺りは今後のフロントシングル化で丁度良い感じに仕上がってくれると思います。

試しに39T×32Tで急坂に挑んでみましたが、足に掛る負担は大幅に軽減されるもののスピードは歩行程度になり、登坂中はタイヤの慣性と重力がせめぎ合っている印象がありました、 フロントダブル52/39Tのミニベロの場合、リアスプロケットは11-28Tまたは11-32Tくらいまでが実用範囲と言った感じですね。

ミニベロのフロントシングル化で10速チェーン&ワイドコグに交換イメージ10

今後はチェーンリングをWolf Tooth化し、フロントディレイラーとフロント用のシフターを取外す予定でいますが、F-20Rは画像の通りシフターがバーコン仕様になっています。

そのまま片側だけ取外すと、ウォー〇マンに角を折られたバッ〇ァローマンみたいになってしまうので、少し工夫が必要になりますね。

PAUL COMPONENTからバーコンをサムシフターに変換できるパーツがリリースされているので、上手く運べば現在ライトマウントがある辺りにリア用のサムシフターを備え付ける事になるでしょうか。

最終的に今よりもハンドル先端をスッキリさせ、エアロブレーキとサムシフターの組み合わせに仕上げる予定でいますが、次なるステップはチェーンリングをWolf Tooth製ナローワイドタイプに交換する作業になりそうです。

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