盗難防止の効果は?クイックリリースをスキュワーに変更

クイックリリーススキュワー

私はファットバイクのアーガスエキスパートの他に、折り畳み可能なKHSF-20Rという20インチのミニベロを所有しています。

やたらと人目を惹く上に気軽に駐輪も出来ないファットバイクと使い分ける目的で思い切って購入したのですが、積雪の多い地域に住んでいるため冬季間は部屋の隅でオブジェと化しています。

街乗りやポタリングなど、人通りの多い場所での利用を考えていて、そうなると必然的に駐輪する機会も多くなります。

ファットバイクではサイクリングロードや田舎道くらいしか走りませんし、基本的に乗りっぱなしなので車体を離れたり目を離したりする事はありませんが、街乗りメインで折り畳み自転車となると、どうしてもある程度の盗難対策が必要になってきます。

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折り畳み自転車(フォールディングバイク)の盗難対策

ミニベロ・フォールディングバイク(折り畳み自転車)の施錠

軽量でコンパクトに折り畳み出来るミニベロは、ちょっとした隙に車体ごと持ちされてしまう危険性があるため、車が乗り入れ可能な場所では短時間の駐輪であっても、可能な限り地球ロックで施錠した方が良いです。

また、折り畳み自転車の多くは前後のホイールだけでなく、サドルを含むシートポストもクイックレバーで容易に取り外し出来るので、いたずらやパーツ目的の盗難にも脆弱です。

前後のホイール、サドルやシートポスト、そしてフレームとこれら全て施錠しつつ地球ロックするためには、複数の鍵を使うかダブルループを作れる様な2m前後の長さがあるワイヤーロックが必要になり、私も最初はこのどちらかの方法でいこうと考えていました。

ですが、複数の鍵を持ち歩くのはやはり嵩張りますし管理も面倒です、短時間の駐輪ならば長めのワイヤーロックが一番マシな方法に思えましたが、駐輪の度に長いワイヤーの取り回しや収納に苦慮する姿が容易に想像できますし、コンパクトに纏められるコイルタイプでも使い勝手には大差のない印象です。

あれこれ思案するうちに、施錠しなけばならない箇所を減らせば良いのでは?と気付き、他の施錠箇所から最も離れた位置にある前輪部分に目を向けます。

前輪を無視し、施錠を後輪・サドル・フレームの3点に絞って地球ロックすれば、1m前後の鍵で十分ですし、ワイヤーロックよりも丈夫なABUS1500などのチェーンロック一つでも事足りるため、使い勝手はぐっと良くなります。

さて、では前輪部分は潔く見捨てるのか?と言えば、そうではありません。

簡単にホイールを取り外し出来るクイックリリースの代わりに、レバーの付いていないスキュワーを使うことで対策します。

単純な方法ですが、専用の工具でしかホイールが外せなくなりますし、前輪だけでなく後輪にも使用すると、施錠箇所を更に減らすことが出来るのです。

盗難防止用スキュワー5種の特徴

PZ RACING『CR5.3Q』スキュワー

さて、私が実際に購入したのはPZ RACINGCR5.3Qというスキュワーで、一時はどこも欠品していて手に入りづらい状態でしたが、現在はPZ RACING純正品以外にもOEM品が流通し、GORIXからはGX-07という名称の盗難防止スキュワーが発売されています。

PZ RACING CR5.3Q スキュワー

写真ではわかりづらいのですが購入の決め手になったのは、取り付けや取り外しに使う専用工具が標準で二つ付属している点で、専用工具の紛失対策に一役買っています。

私の場合、一つはチェーンロックの鍵と一緒にカラビナにぶら下げて持ち歩き、もう一つを予備として自宅の工具箱に保管していますが、どちらかをツールケースに忍ばせてボトルケージに収納しても良いでしょう。

他の候補として、ヘキサゴンレンチ(六角レンチ)を使っているため、専用の工具が必要の無いBBBBQR-03スキュワーにも魅力を感じましたが、ヘキサゴンレンチは携帯ツールとして持ち歩いている方も多く、短時間で簡単に取り外されてしまうため今回は見送りました。

PZ RACING製と同じく専用工具を使用するスキュワーには、他にもTNI盗難防止スキュワーがあり、付属する専用のへキサゴンレンチ(六角レンチ)でしか取り外し出来ないようになっています。

専用工具が一つしか付属していないので購入を見送りましたが、PZ RACING製よりも安価なので、思い切って2セット買う方法もあります。

余談ですがTNI製スキュワーの専用工具の形状が、いじり止め対応のトルクスレンチに似ているため、仮に専用工具を紛失しても、それらで代用できる可能性があります。

次に専用工具とヘキサゴンレンチ(六角レンチ)の両方のバージョンをリリースしているのがトランズエックスです。

トランズエックス製スキュワーには前後のホイール用の他に、シートポスト用の短いスキュワーが付属していて、取り付けや取り外しには専用の五角形レンチが必要なタイプとヘキサゴンレンチ(六角レンチ)が使えるタイプの2種類があります。

トランズエックス製も専用工具が一つしか付属していないので、不安を感じる場合はこちらも2セット買った方が良さそうです。

最後は堅牢な鍵を数々リリースしていることで知られる、KRYPTONITEWheelBoltz(ホイールボルト)です。

この盗難防止スキュワーには5mmのヘキサゴンレンチが使わていますが、グラビティロッキングシステムと呼ばれる、車体を180度回転した状態でないと取り外しの出来ない仕組みが備わっています。

専用工具を必要とせず、知らないと外せない仕組みは大変魅力ですが、価格がかなり割高な上に国内はもちろん海外通販でも滅多にお目に掛らないので、防犯に対しての投資や労力をいとわない方にオススメでしょうか。

因みに、U字ロックとこのスキュワーがセットになったKRYPTOLOK SERIES 2 MINI-7 WITH FRONT WHEELBOLTZという製品もあり、こちらはフロント用スキュワーのみのセットになっています。

まとめ

専用工具をなくした時や、持ち込みでメンテ&パンク修理をしてもらう時のことを考えると、普通のヘキサゴンレンチで取り外せるスキュワーも捨てがたいところですが、やはり少し不安が残りますね。

スキュワーの形状によっては手やペンチでも強引に回せてしまうらしいでのですが、幸いPZ RACING製は形状がつまみ辛い半円形をしているので、余程本気で外そうとしない限りは大丈夫そうです。

盗難防止にスキュワーを使うことで、施錠が必要な箇所はサドル・シートポスト部とフレームだけになり、サドル盗難防止用のサドルキーパーやサドルロックを使うとフレームを地球ロックするだけの最低限の施錠で済みます。

流石にボルトクリッパーを持ち出されると、ワイヤーロックはもちろんチェーンロックでも無力ですが、少なくともスキュワーを使うことでワイヤーロックの取り回しの煩わしさや、収納の面倒臭さからは開放されそうです。

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