オススメはどれ?マット塗装の自転車に使える保護テープあれこれ

マット塗装の自転車に使える保護テープイメージ01

私はファットバイク・ミニベロ・29erプラスの三台持ちですが、その中で少し前に増車した29erプラスのフルスタッシュ8のみが『つや消し』のマット塗装仕様です。

マット塗装のフレームはカーボン製のロードバイクに多いイメージですが、最近では高級クロスバイクや一部のマウンテンバイクにも採用され、渋めのマットブラックあたりが一番人気でしょうか。

はじめてのマット塗装だったこともあり光沢塗装との違いに戸惑うことも多く、まず最初につまづいたのがフレーム保護に関することでした。

馴染みのある光沢塗装のフレームなら、市販の保護テープや専用の保護フィルムをペタリと貼り付けるだけで大概の問題は解決できるのですが、マット塗装は見た目のカッコ良さと引き換えに厄介な点も多いのです。

マット塗装の表面は多孔質と呼ばれる小さな穴が密集した状態になっていますが、フレーム表面に密着する事でその役割を果たす一般的なテープやフィルム類とは相性が悪く、おまけにこの手の保護テープの大半がテカテカした光沢タイプなので、つや消し面には当然の如く馴染みません。

剥がれやすく、しかも目立つ…だったらマット塗装専用の保護テープや保護フィルムを使えばいいのでは?と思うでしょうが、これが不思議と適当な製品が見付からないのです。

単に私の探し方が下手なだけなのかも知れませんが、今回は29erにテールライトとフェンダーを取付けた時のことを例に、マット塗装のつや消しフレームにも使える保護テープや保護フィルムについて紹介してみます。

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試しにマット塗装に定番の3M保護テープを使ってみる

マット塗装の自転車に使える保護テープイメージ03

上画像は29erプラスのフルスタッシュ8で『TREK』のロゴ部分とワンポイントの蛍光グリーンの部分だけが光沢仕様になっています。

光沢塗装は摩耗すると表面がくすんだようになりますが、マット塗装は逆に艶が出てテカってしまうと聞いていたので、シートステー部分にテールライトを固定するためのブラケットを取付ける前に、試しにいつも多用している3Mスコッチ表面保護用テープ#331』をフレームに貼り付けてみました。

『フルサス×ドロッパーポスト車にテールライト・サドルバッグを取付ける5つの方法』イメージ08

このテープは自転車乗りの間ではかなり有名な製品で、専用の保護フィルムの代用として使っている方が多いですね、フレームを守る適度な強度があり、おまけに剥がしやすく糊も残らない定番のアイテムです。

事前にこの保護テープはマット塗装のフレームには貼り付けづらいと聞いていたのですが、どうやら『全く貼り付かない』と『そこそこ貼り付いてくれる』の2パターンがあるらしく、私の場合は後者の方でした。

印象として光沢塗装のフレームに貼る場合の6割くらいの粘着性が確保されている感じですが、指の腹でテープ表面をしつこいくらいに擦っても、保護テープとフレームの間には細かな粒子状の空間が生まれ完全には密着してくれません。

画像のように、テープがテープの上に巻き付くような末端処理をすれば十分に実用レベルですが、パッチ的にワンポイントで使うには間違いなく不向きです。

マット塗装の自転車に使える保護テープイメージ04

調べてみると、フレームに全く貼り付かない場合やパッチ的に使いたい場合は上画像右のコニシ製強力補修テープ『ストームガード』屋外用を使う方法がありました。

こちらは糊が強力なので取扱いに注意が必要と思いきや、不思議と剥がしても糊残りは少ないそうで、テープの柔軟性や貼りやすさは3Mよりも良いと自転車乗りの評判も上々です。

どちらを使うにせよ使用箇所がテカってしまいますが、使用面積が小さい場合や貼り付け後に大半が隠れてしまうような用途には悪くない選択肢でしょうか。

マット塗装に最適な『つや消し』タイプの保護テープについて

マット塗装の自転車に使える保護テープイメージ05

さて、取り合えずコニシ強力補修テープが使えそうなことはわかりましたが、保護テープ自体がテカってしまう問題は未解決なままです。

最初はスマートフォン用の非光沢保護フィルムが使えるのでは?と考えましたが、ガラスのように表面がフラットではない多孔質には期待薄です、ほかに何か良い物は無いかと探しているとtesa/テサ製の自己融着テープが目に留まりました。

上画像の製品は『tesa 4600 エクストリーム』という自己融着テープで素材はマットな質感のシリコン製です、自己融着テープには文字通り糊が付いていないため、剥がしても経年劣化してもベトつくことが殆ど無く、ロードバイクのバーテープをエンド処理する際にも頻繁に使われています。

自己融着で糊が残らない、強度も耐候性もあるシリコン製、おまけにつや消し仕様…これは使えるかも!!と詳しく調べてみると、25mmx3mで価格は¥900ほど、カラーはブラックとクリアの二種類があり、クリアは残念ながら乳白色の半透明タイプでした。

早速、実際の質感が知りたくなり近場のホームセンターに足を運んだのですが、何件かハシゴしても一向に見付からず、どうやらそこそこレアな商品のようです…諦めて帰宅しようとしたところ、ちょっと気になる商品を見付けてしまいます。

マット塗装の自転車に使える保護テープイメージ06

それがコチラ、割とどこのホームセンターでも売っているニトムズの自己融着テープです。

本来の用途は水道管や電装用ですが、テープの程よくマットな質感が実にステキで素材もブチルゴムと必要十分、おまけに2mとはいえ価格はテサ製の1/3と願ったり叶ったりの仕様です。

マット塗装の自転車に使える保護テープイメージ02

テサ製が近場で手に入らないなら試しに買ってみるか…とあまり期待せずに二つほど購入したのですが、結果としてこれが大正解でした。

自己融着テープはテープ同士がくっつく性質上使い方にコツがあり、テープを引っ張りながらテープ自体を1/2程度重ねながら横にずらしつつ巻き付けていきます。

ロードバイクのバーテープ巻きと同じ要領ですが、それ故にパッチ的な用途には全く使えません、自転車のフレームに使う場合は巻き付け可能な箇所であることが必須ですね。

マット塗装の自転車に使える保護テープイメージ07

取り合えずリアフェンダーを固定するための保護テープとして使ってみましたが、差し障りのないマットブラックのテープが思いのほかフレームに馴染んでいますね、パッと見はチェーンステーに巻いた保護用の古チューブ風でしょうか。

因みに、引っ張りながらフレームに巻き付けていく過程で力加減の違いからテープが僅かに白化して色合いが不均一になってしまうことがありますが、上画像のように時間を置くと不思議と元のマットブラックに戻ってくれます。

マット塗装の自転車に使える保護テープイメージ08

フロントフェンダーもタイラップで固定する部分に控え目に巻き、こちらはフォーク自体がマットブラックなだけに更に親和性が高いですね。

赤矢印の部分がそうですが、下のアウターレッグ部分は特に目立たない感じに仕上がっていると思います。

余談ですが、より保護性を高めたいなら下地に3Mテープを巻きその上から自己融着テープを巻くのもアリです、仮に3Mテープの貼り付きがイマイチでも上からぐるぐる巻きにしてしまうので問題はありません。

まとめ

最後になりますが『つや消しでパッチ的に使える物はないの?』と問われると少し困りますね。

マット塗装の自転車に使える保護テープイメージ09

唯一使えそうなのが上画像のハッピークロイツの『カーラッピングテープ』でしょうか?製品名にもある通り自動車メインの代物ですが、粘着面にエア抜き溝があったり粘着力を抑える特殊糊が使われていたりと中々の創意工夫がみられ、任意にカットして自転車用としても使えます。

保護性も高くマットブラックは汎用性も高そうなので、パッチ的に使いたい場合や仕上がりの綺麗さにも拘りたい場合にオススメかも知れません。

マット塗装のフレームに使えそうな保護テープを幾つか紹介してみましたが、クリアタイプでつや消し仕様の製品を見付けられなかったのが心残りですね…今後は自転車用に限らず視野を広くして探したほうが良いかも知れません、¥100ショップやホームセンター巡りが楽しくなりそうです。

 

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