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携行品をまとめて収納!グラベルロードにフレームバッグを装備

携行品をまとめて収納!グラベルロードにフレームバッグを装備イメージ01

コツコツとカスタマイズを続けているバラ完グラベルロードですが、前回のドロッパーシートポスト導入に続き、今回も実用面を強化する試み。

とはいえ、パーツ交換によるカスタマイズといった大層なものではなく、ドレスアップも兼ねたアクセサリー類の追加、ぶっちゃけ「フレームバッグ」を装備するだけのゆる目な内容です。

ドロッパー同様にこちらも一度慣れると手放せなくなるシロモノですが、バイクパッキングやアドベンチャーライドを嗜む方の必需品であり、今ではグラベルロードを象徴する装備品のひとつといえるかも知れません。

サイズ感がちょうど良い!FAIRWEATHER「frame bag half」の詳細

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他にもたくさん選択肢はあったのですが……やはり今回も定番のFAIRWEATHER/フェアウェザー製を選んでしまいました。

ブラックを選んでおいていうのも何ですが、カラバリが豊富なのもフェアウェザーの魅力かな。

さて、今回購入したのは同社のフルサイズフレームバッグではなく「frame bag half」というハーフサイズの製品。

ハーフとはいっても名称がそうなっているだけで、フルサイズの容量3.5Lに対してハーフサイズの容量が3Lと、収納力が半減している訳ではありません。

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ファットバイク用として三角形のコーナーバッグを既に持っているので、画像のように組み合わせて使えるフルサイズ版にも興味を惹かれましたが、フレームのトライアングル部分を占有してしまうのが難点。

私は車体を屋内保管しているので、担ぎ上げしづらくなる要素は極力避けたいのが本音です。

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フェアウェザー製のバッグ類には素材別に、リップストップナイロン仕様、X-PACナイロン仕様、X-PACキャンバス仕様の三種類があるそうですが、今回選んだのはX-PACナイロン仕様のもの。

イメージ的にリップストップナイロンの方が軽そうに思えますが、X-PACの方が軽量とのこと。

因みに、質感がナチュラルなX-PACキャンバス仕様は一部の製品でしかラインナップされておらず、残念ながらこのハーフは未対応でした。

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メインのポケットをガバっと開いてみると、クッション材や芯材の見られない相変わらずのシンプル設計。

試しに測定してみると実重量は145gと軽量、グラベルロード用のブチルチューブ一本分くらいの重さしかありません。

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前述の通り容量は3.0Lですが、試しに430mlでマグナムタイプのペットボトルを放り込んでみると、三本収納することができました。

こんな使い方はまずしないと思いますが、バッグのどの面も突っ張ったり、角が立ったりすることはなく、本当にペットボトル三本がピッタリと収まるサイズ感です。

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裏面にはマチの浅いサブポケットもあり、この構成はフルサイズ版やコーナーバッグと共通しています。

ファットバイクに使用しているコーナーバッグは、ABUS1500の60cm版チェーンロックをギリギリ収納できるくらいの容量しかありませんでしたが、ハーフ版には結構な余裕がありますね。

コーナーバッグだとチェーンロックをつづら折りにしてようやく収納といった感じでしたが、ハーフ版は二つ折りくらいで簡単に放り込めてしまいます。

マチの深さ自体はどちらも同じですが、これで駐輪時に感じるちょっとしたストレスからも解放されそう。

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気になる寸法ですが、トップチューブに対応する部分の長さは約40cm、高さは最長部分で約16cmほど。

厚みは6cmで、コーナーバッグやフルサイズ版の8cmよりも控え目な寸法になっています。

ペダリング時に太腿や膝が干渉してストレスを感じる場合があるので、人によっては嬉しい配慮かも知れませんね。

これ一つでOK?バラ完グラベルロードに「フレームバッグハーフ」を装備

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早速取付けてみましたが、外観はこんな感じ。

上部にある三つのベルクロをトップチューブに、前部のナイロンベルト二本をボトムチューブに、後部のナイロンベルト一本をシートチューブに固定の六点留めで、トライアングル部分にガッチリフィットします。

トップチューブ長54cmのフレームに40cmのフレームバッグハーフだと、トライアングル頂点の左右にスペースが生じますが、特に違和感は感じませんね。

因みに、ナイロンベルトは長さが結構余るので、走行時にぷらぷらしないように一工夫したいところ。

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フルサイズ版もハーフ版もボトルケージが両方とも使えるサイズ感になっていますが、ハーフ版はシートチューブ側上部に余裕を持たせてあり、走行中でもボトルへのアクセスが容易。

水分補給で頻繁にボトルを使うならシートチューブ側にドリンク、ボトムチューブ側に予備やツール類といった使い方になるのかな。

一応、フレームバッグの中には、携帯工具・携帯ポンプ・予備チューブ・タイヤレバー・パッチ&タイヤブート・作業用グローブ・チェーンロックなんかを忍ばせて来ましたが、それでもまだペットボトルを一本まるまる収納できる余裕がありました。

仮に簡易の保冷ケースを被せたペットボトルでもそのまま放り込めたと思うので、水分補給が専らペットボトルの私には、ボトルケージは不要だったかも。

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トップチューブ径がΦ32.5mmのクロモリフレームですが、バッグ本体の左右へのせり出しはご覧の通り控え目。

走行中に太腿や膝に干渉することも無く、使用感は上々でした。

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フレームバッグに携行品の全てが収まるため、愛用のステムポーチは取外しましたが、使い勝手の良し悪しを考慮するなら、ボトルケージを外してステム―ポーチを残すべきだったかも。

手元で使えるドリンクホルダーとして便利なのはもちろんですが、夏場のライド時に欠かせないフェイスタオルの収納場所としても役立ちますから、暑い季節くらいは復帰させたいところ。

余談ですが、間に合わせのつもりで取付けたドロッパーポスト用のリモートレバーが思いのほか良く馴染み、本命の2WAY操作レバーに交換するかどうかでお悩み中。

薄々予想していた通り、あっという間に慣れてしまいましたから。

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前回導入したドロッパーポスト本体も好調で、目論見通り乗車姿勢を小まめに変化させられることにより、首や肩の負担がかなり軽減できるように。

ドロッパーシートポストとフレームバッグ、どちらも自転車にとって必需品ではありませんが、これでようやくロングライドからポタリングまで、卒なくこなせるグラベルロードの下地が整ってくれました。

まとめ

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バラ完グラベルロードにフェアウェザーのフレームバッグハーフを取付けてみましたが、普段使いやちょっとしたロングライドがメインなら、このくらいのサイズ感がちょうど良いです。

フレームバッグのおかげで携行品の収納にあれこれ悩む必要がなくなり、今後は携行品を含む各部の軽量化をちびちび進めて行く予定。

今さらですが、ドロッパーシートポストを導入するとサドルバッグが使えなくなることが多いので、携行品の扱いに苦慮されている方は一度フレームバッグをお試しあれ。

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