どうすりゃイイの?冬の自転車で鼻水を止める4つの方法

冬の鼻水対策01

私は積雪の伴う北国に住んでいますが、毎年冬になると悩まされるのが

ズルズルととめどなく流れ落ちる鼻水です。

ミニベロだろうが、ファットバイクだろうが、ウォーキングだろうが

ちょっとでも寒くなると、お構いなしに鼻水が出続けるため

ひょっとしてこれは寒さのせいではなく、寒暖差アレルギーなのでは?

と疑ってみたこともありましたが、詳しく調べてみると

どうやら、スキーやスノーボードを楽しんでいる方にとっては

大変ポピュラーで極々一般的な症状らしく

私と同じように悩んでいる方が多数いらっしゃいました。

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寒いとなぜ鼻水が出るのか?

冬の鼻水対策02

調べればすぐにわかるので簡単に説明しますが

寒さの厳しい冬場に鼻水が出やすくなる理由は大きく分けて二つあります。

一つ目は、冬の冷たく乾燥した空気を鼻から吸い込んだ際に

その空気をあたためたり、適度な湿度を与えるために

鼻の粘膜から粘液が分泌されるからで、この粘液が

過剰に鼻から流れ出てしまうことを『鼻漏』と呼びます。

二つ目は、鼻から吐き出される水蒸気を含んだあたたかい空気が

冷たい外気による急激な温度変化で水滴になってしまうからで

簡単にいえば、窓やグラスが結露するの同じ理屈です。

まさに生理現象と物理現象のコラボレーションといった感じで

鼻から、息を吸っても吐いても鼻水が生まれてしまう厄介な現象なのですが

正式名称を『冷気吸入性鼻炎』と呼ぶそうです

また、英語でskier’s nose、日本語でスキーヤー鼻という俗称もあり

昔からウインタースポーツには付き物な症状らしいです。

さて、ここでちょっとした疑問が生まれます

ウインタースポーツの祭典である冬季オリンピックを見ても

あからさまに鼻水を流している選手を滅多に見掛けません

ひょっとして、慣れると出なくなったり、鼻水を止める秘訣があるのでは?と

期待してしまいますが、選手の多くが指で一方の鼻穴を押えて鼻水を吹き飛ばす

所謂『手鼻』をマスターしていたり、点鼻薬を使って鼻水を抑えているそうです。

薬なんか使ってドーピング検査は大丈夫なのだろうか…と思うのですが

点鼻薬は普通の薬とは投与経路が違うため、問題にならないとのこと。

点鼻薬・鼻炎薬を利用する

冬の鼻水対策03

話の流れ上、市販されている点鼻薬や鼻炎薬を利用した

鼻水の止め方から紹介していきますが

正直、この方法はあまりオススメしません

何故なら、点鼻薬・鼻炎薬のどちらにも既知の副作用があるため

日常的な使用を推奨できないからです。

内服する錠剤タイプの鼻炎薬や鼻腔に直接スプレーするタイプの点鼻薬には

様々なタイプが存在し、鼻風邪などのウイルス性鼻炎や

花粉症などのアレルギー性鼻炎に効果を発揮する薬は

ウインタースポーツや自転車での鼻水止めには不向きです。

飲み薬の場合は鼻水の腺分泌を抑制し、鼻水を押さえる

抗コリン薬(副交感神経遮断薬)を含有した製品が良いのですが

口が渇く、おしっこが出にくくなる、目のちらつきやまぶしさなどの副作用が満載な上に

認知症の発症リスクを高めるなどの副作用も報告されています。

スプレータイプの点鼻薬では、鼻粘膜の膨張した血管を速やかに収縮させ

鼻の通りを良くする効果のある血管収縮剤の使われている製品が良く

即効性があり、走行中にも手軽に使えて便利です。

残念ながらこちらにも副作用があり、長期間に渡って多用すると

鼻の粘膜を厚く変性させ、かえって鼻づまりを悪化させてしまう

終わりなき悪循環を生み出してしまいます。

抗コリン薬を含有した内服薬では皇漢堂製薬の鼻炎薬A『クニヒロ』

血管収縮剤を含んだ点鼻薬では大正製薬のパブロン点鼻

佐藤製薬のナザール『スプレー』などが良く知られていますが

即効性がある上に、TPOに合わせて使用回数を制御しやすい

点鼻薬の方が扱いやすいく、副作用のリスクを避けやすいと思います。

冒頭で触れたウインタースポーツの選手は

この血管収縮剤を含んだ点鼻薬スプレーを使用しているらしいのですが

用法・容量の注意書きを読む限り、一日の使用回数上限は3時間おきに6回とあり

2~3時間の走行で一日一回使用する程度では

副作用を過剰に気にする必要はないかも知れませんね。

フェイスマスク・バラクラバを利用する

冬の鼻水対策05

ウインタースポーツは元より、冬の自転車でも定番ですが

フェイスマスクバラクラバ(目だし帽)を利用する方法があります。

どちらも見た目がヤバくなる致命的な欠点があり

特にバラクラバは不審者ギリギリの見た目になってしまいますが

冷たい風が直触れず、鼻の周囲があたたかい空気に覆われるので

鼻水対策には効果覿面なアイテムです。

鼻まで覆える、ネックウォーマーやネックゲイター兼用の製品や

フェイスマスクやバラクラバなど、専用の製品がありますが

口元に直接触れてしまう性質上、製品によって使い心地の良し悪しがハッキリと分かれます。

また、長時間使用すると呼吸に含まれる水分で口元がベチョベチョになりやすく

機能性と共に、鼻や口まわりに不快感を感じづらいという部分が重要になります。

鼻水対策としてこれらを選ぶ場合は、防寒性よりも通気性や速乾性を重視した方が良く

ポーラテック製や防風フィルム入りで防寒性を重視した製品よりも

薄手で呼吸を妨げず、肌触りや速乾性に優れた製品の方が向いています。

登山用品ですが、モンベル製バラクラバの使い勝手がなかなか良く

特にジオライン製やスーパーメリノウール製は薄手でもあたたかく、速乾性に優れます

バラクラバ・フェイスマスク・ネックウォーマーと3通りの使い方ができ

バラクラバ特有の怪しさが軽減できるのも隠れた利点でしょうか。

ご存知の方も多いでしょうが、フェイスマスクやバラクラバには

サングラスや眼鏡、ゴーグルが曇りやすくなるという欠点があります

私も一時期それが原因で使用を躊躇っていたのですが

ダメもとで試した眼鏡のくもり止めが予想以上の効果を発揮してくれたお陰で

今年から本格的にフェイスマスクを活用できています。

因みに、使い捨てマスクでお手軽に対策したいなら

柔らかくフィット感の良いポリウレタン素材が使われた

PITTA MASK/ピッタマスクあたりがオススメでしょうか

普通に洗えますし、カラーバリエーションも豊富なので

自転車の鼻水予防だけでなく、普段使いにも重宝する良マスクです。

鼻栓を利用する

冬の鼻水対策04

シンプルですが意外に効果的なのが鼻栓を使う方法です

鼻栓と言っても丸めたティッシュを詰めたり

水泳用のノーズクリップを使うのではなく、鼻水や鼻血専用の物を使用します。

専用の鼻栓は、丸めたティッシュを詰めるのとは異なり

ある程度の通気が確保さているので、息苦しさが随分と軽減されます

また、水分の吸収量もティッシュとは桁違いで

長時間使用しても鼻水が垂れてくることは稀です。

安価で使い捨な上に、携帯しやすいので大変便利なのですが

自身の鼻腔にあったサイズを選ばないと、鼻が膨れて目立ったり

鼻の穴からは白い鼻栓がチラリと覗いたりします。

製品によっては、子ども用・大人用・女性用・男性用とバリエーションがあるので

自分に合ったサイズを選んだり、詰める前に自分好みのサイズに加工した方が良いでしょう。

手軽な方法・身近な物を利用する

冬の鼻水対策06

最後に紹介するのは、特別な道具を必要としない方法です。

TVなどでも紹介されたことがあるので、今更説明不要かと思いますが

鼻水を止める簡単な方法が二つあります。

一つ目は、息を全部吐ききってから、鼻をつまんで頭を上下にゆっくりと振る方法で

呼吸したくなる限界まで、水飲み鳥の様に頭を振り続けると何故か鼻水が止まります。

二つ目は、口に水を一口だけ含む方法で

口に水を含み続けている限りは、何故か鼻水が滴り落ちてきません。

一つ目の方法は実践してみると確かに鼻水が止まるのですが

効果の持続時間はそれほど長くはなく、定期的に止まってやり直すのが少し面倒に感じます。

二つ目の方法は最近知ったのですが、シンプル過ぎて半信半疑でした

興味本位で試してみると、確かに鼻水は止まります

この方法は口に水を含むと鼻水が喉側に落ちる原理を利用しているため

鼻水自体は完全に止まらず、ズルズルした感覚が鼻に残り続けますが

つららのように鼻水が滴り落ちることはありません。

自転車乗りなら、大抵給水用のボトルを常備しているので何時でも実践できますが

50ml程度の水分であれば、唾液で代用しても同じ効果が得られます

条件反射を利用して酸っぱい食べ物を想像したり

舌先で犬歯をやさしく舐めたりすると、直ぐに唾液が口内に溜まるので

輪を掛けてお手軽な方法と言えるでしょうか。

まとめ

去年までは、冬場の外出でポケットティッシュは必需品でしたが

今年は一度も使わずに帰宅できることが随分と増えました。

自転車の場合はフェイスマスクと眼鏡用のくもり止めを併用し

ちょっとした外出では、口に水や唾液を含む方法を実践しています

大変便利な方法ですが、前傾姿勢になりがちなロードバイクでは

鼻漏が喉側に落ちない可能性もあり

その場合は、素直に鼻栓や点鼻薬を頼った方が良いでしょう。

因みに、マスクによる息苦しさがどうしても苦手な方には

丸福繊維の『ヤケーヌ/YAKENU』が大変オススメです。

冬の鼻水対策04

元々は女性のUVケア用マスクでしたが、マスク下部のスリットから呼吸が下側に抜ける仕組みが人気を集め、現在は様々はバリエーションが登場しています。

柄がシンプルなスタンダートタイプや鼻に形状記憶テープの入ったスポーツ・フィットタイプが、自転車用として使い勝手が良く、実際にヤケーヌを装着してみると、確かに息苦しさは無く眼鏡も曇りません。

見た目に少し難アリですし、耳に引っ掛けて使う面倒臭さもありますが、風除けとして顔の前に薄布が一枚あるだけでも雲泥の差があります。

ヤケーヌ公式通販 MARUFUKU

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