ゴム足でフレームの傷対策!自転車のダボ穴に簡易バンパーを取付け

ゴム足でフレームの傷対策!?自転車のダボ穴に簡易バンパーを取付けイメージ01

一年以上前の話になりますが、フルサス29erのスルーアクスルをレバータイプからボルトタイプに交換したことがあります。

傷んだレバーからの交換と僅かばかりの軽量化が主目的でしたが、その際にオプションで取付けたWOLF TOOTHのアクスルキャップが思いのほか役立ち、横転時にフレームを傷から守ってくれることもしばしば。

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凝視するとフレームの身代わりにダメージを負った擦り傷が窺えますが、WOLF TOOTH製のアクスル軸はボルトの先端と末端に2cm弱のキャップを追加できる仕様になっていて、両端に使えばリアハブ固定式メンテスタンドへのマウント用としても機能します。

しっかり固定で利点も多し!スルーアクスルを軽量ボルト式に変更
フルサス29erのスルーアクスルをボルト式のスキュワーに交換。軽量化と締め付けトルクの安定化が目的でしたが、購入した『WOLF TOOHT/ウルフトゥース』製アクスルにはアクスルキャップが存在し、フレームを保護する目的にもオススメです。

私自身、車体をちょっとした駐輪で何かに立て掛ける際は、リアディレイラーのあるドライブ側に横転させないように強く配慮しますが、反ドライブ側はわりとおざなり。

何度かこのアクスルキャップに救われた経験から、増車したカーボン製ファットバイクにも絶対に使いたい……そう思っていたのですが、悲しいかなWOLF TOOTHからはファットバイク対応のアクスル軸がリリースされていません。

落胆しつつも、他に良い方法は無いものかとファットバイクのリアエンド部分を眺めていると、不意にあることに気が付きます。

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本来はリアキャリアを取付けるための物ですが、アスクル軸のあるリアエンド部分からそう遠くない位置に未使用のダボ穴があるではありませんか!

たしかダボ穴の規格はボトルケージ用マウントと同じM5ボルトだったったはず……これは使えるかも知れない。

わりと安易な思いつきですが、リアキャリアを使う予定はありませんし、未使用ダボ穴を塞ぐキャップ類はそこそこ高価、ネジ穴剥き出しのまま遊ばせておくには惜しい箇所です。

この位置にダボ穴が備わっている車種がどれくらいあるのかはわかりませんが、今回はちょっとしたダボ穴活用法として、ゴム足による簡易バンパーを試してみました。

市販のゴム足をバンパー化!まさかのダボ穴活用法

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いきなり、コレ本当に取付けるの?といった雰囲気の漂う画像ですが、私が購入したのは恐らく家具用であろうゴム足とM5のステンレスボルトです。

ボルトの方はホームセンターでも手に入りそうな規格ですが、ゴム足はアマゾンや楽天でしかフレームに合うサイズが見つからず、結局ネットでの購入。

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実のところ、ゴム足という結論に至る前はダボ穴取付けタイプのライトマウントを使うつもりでいました。

こういったライトマウントは数社からリリースされていて、画像左のPAUL COMPONENT製、画像中央のポートランドデザインワークスことPDW製、画像右のPROBLEM SOLVERS製なんかが有名処でしょうか。

個人的にデザインが魅力的なPDW製に惹かれましたが、その反面フレームを守るバンパーとして使うには忍びない物があります。

さらに、カーボンフレームに衝撃を吸収しないアルミ製バンパーでは、固定しているネジ穴ごと破損してしまう可能性も否定できません。

アルミやクロモリのフレームでなら全然アリな選択肢ですが、今回は用心のために購入を見送りました……小さいわりに結構なお値段ですしね。

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話をゴム足に戻しますが、私が購入したのは4個入り500円の代物で、前述した通り本来は家具用。

取付け箇所のフレーム幅が25mmなので、サイズはD19x15xH17mmの物をチョイス、フレームのダボ穴付近がフラットではなく若干盛り上がった形状になっているので、一回り小さめの方が馴染みが良いです。

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M5ボルトを通す穴はワッシャーを境に内径が二段階になっていて、内径8mm部分が約10mmほどの深さ、ワッシャーを経た内径5mmの部分が6mmほどの深さです。

因みに、手触りはそこそこ硬質でシンクやお風呂のゴム栓とほぼ同程度の質感でしょうか。

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本当なら軽量なアルミ製ボルトを使いたいところですが、普通のボトルケージ用ではボルトの頭が大きすぎるため、ステンレス製の六角穴付き小頭ボルトを購入。

頭部径7mmでネジピッチ0.8、スレッドレングスはボトルケージ用やステム用よりも長い20mmを選びました。何気に二本分+送料でゴム足よりも値の張る顛末に。

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早速取付けてみますが、ゴム足の穴径5mmには全く遊びが無く、六角レンチでM5ボルトねじ込まないと通過できない寸法でした。

上画像のように、予めワッシャー位置までボルトをねじ込んでおくのがオススメ。

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ゴム足ごと手でねじ込んだ後に六角レンチで増し締め、内部にワッシャーがあるとはいえ本体がゴム製なだけに手応えが乏しく、どこまでもねじ込めてしまうような感覚がありました。

素材の組合わせ的にカーボンが破損するような事態にはなりませんが、締め付けトルクは2Nm上限で十分な印象。

一応、ドライブ側のダボ穴にもゴム足を取付けて、恙なく作業は終了です。

違和感なし?ダボ穴に取付けたゴム足バンパーの使い勝手を確認

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秋の紅葉ライドのついでに、ダボ穴の使い勝手と外観の確認。

まずは、先ほどお見せできなかったドライブ側ですが、あれ?これは意外とアリなのでは……というのが正直な感想。

光沢感があるせいかゴム足の印象は薄く、ボルトも黒にすれば更に一体感が増したかも知れません。

因みに、ドライブ側に取付けても実用性は皆無なので、こちら側だけ既出のライトマウントにして、リアライトを取付けるのも手でしょうか。

どのみち、寸法が足りない上に取付け位置が遠すぎて、ディレイラーガードとしては全く機能しそうにありませんが、リアディレーラーの次くらいにはフレームの犠牲になってくれそう。

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実用性が高いのは、やはりこちらの反ドライブ側ですね。

リアディレイラーなどの突起物が他に無いため、冒頭で触れたWOLF TOOTHのアクスルキャップとほぼ同じような効果が望め、横転時にフレームを守ってくれたり、駐輪時にはフレームプロテクターのような働きもしてくれます。

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個人的に、あると便利だなぁ~と感じる一番のシュチュエーションは、公園のベンチなどで一休みするときでしょうか。

よくあるペダルを使った駐輪方法よりも安定感があり、クランクの位置調整でまごつくこともありません。何気に、ペダル踏面のスパイクピンでベンチの座面や塗装を傷めないのも利点です。

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この方法はWOLF TOOTHのアクスルキャップでもよく使っていましたが、ゴム足ならではの長所も。

素材がゴムだけに滑りづらく柔軟性もあるため、石やコンクリート製のベンチでも躊躇なく車体を預けられます。

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トレイルや雑木林のグラベルでは、立ち木を利用した駐輪もありそうですね。

柱状の物には、リアタイヤの側面やサドル、ペダルやハンドルの先端、トップチューブなんかを接触させるやり方がポピュラーですが、折角なのでゴム足でも試してみました。

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正直、悪い方法ではありませんがリアタイヤ側面の方がお手軽ですね、でも立て掛ける対象物にディスクローターが干渉するようなら、使う場面もありそうです。

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今回の主役はゴム足なのであえて触れませんでしたが、他の箇所にも傷対策をしています。

以前に紹介した「プロテクターリング」を試験的に使っていて、現在は効果的な取付け箇所を模索中。

通常、オフ車を静止状態から横転させた場合、ハンドル先端・ペダル先端・サドル側面、こういったパーツ交換可能な箇所が真っ先にダメージを受け、運が悪いとリアディレイラーやフレームのリアエンドあたりがそれに続きます。

ですが、ファットバイクはリアエンド幅がサドルの座面幅よりも広いため、サドルよりも先にフレームが地面に触れてしまうなんてことも考えられ、なかなか油断なりません。

今のところ、上画像の位置にプロテクターリング、リアエンド付近にゴム足という構成ですが、ファットバイクの場合はフロントフォークの肩部分にも不安を感じるので、実際に芝生の上などで横転テストしてみて、地面にヒットしやすい箇所を確認してみる予定です。

まとめ

思いつきで取付けたゴム足でしたが、見た目も実用性も十分、これなら「それ…家具のゴム足だよね?」なんて揶揄されることも無さそう。

一つ100円で買えるキズ保険のようなものですし、ガンガン使って摩耗したらすぐに交換できるのも嬉しい点です。

このファットバイク「サルサ ベアグリース カーボン」と同じような位置にダボ穴がある車種は稀かと思いますが、私と似た残念な感性をお持ちの方は是非お試しあれ。

新車は唐辛子なヤツ!主流の27.5インチファットバイク雑感あれこれイメージ17

因みに、リジッドフォークの左右にも三つに連なるダボ穴があります。

流石に、この部分にゴム足をつける気は毛頭ありませんが、ゴム足の形状的にデビル〇ンダムみたいな見た目になりそう……人によってはカッコ良く見えるかも。

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