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カーボンフレームの破損&傷対策に『プロテクターリング』を試す

カーボンフレームの破損&傷対策に『プロテクターリング』を試すイメージ01

オフシーズンの夏場ということもあり、納車以来すっかり音沙汰の無い二代目ファットバイクですが、現在は秋デビューに向けて地道にカスタマイズの真っ最中。

私にとって初めてのカーボンフレームということもあり、今回ばかりは過去の自転車歴で散々やらかした失敗を鑑み、フレームへの傷対策は事前にしっかりと施しておきたいところ。

フレーム保護の定番アイテムとして、使い勝手のより保護シールや汎用性のあるプロテクションフィルムなどがありますが、情報収集の過程で「プロテクターリング」という、ちょっと面白そうなヤツを見付けてしまいます。

カーボンフレームの破損&傷対策に『プロテクターリング』を試すイメージ11

オフロード系バイクの総合ブランド「DA BOMB/ダボム」がリリースしている製品で、上画像のようにチェーンステーガードとして使う以外にも、トップチューブプロテクターとしても使える、なかなかの優れモノ。

小傷を防ぐ保護用のシール・フィルム系とは性質が異なり、車体の横転や転倒による地面への接触などの、少しキツめのトラブルにも対応してくれるのが強みで、もしもの時に備えてフレームの要所要所に使っておくのも手でしょうか。

加えて、壁や車止めに自転車を立て掛けて駐輪する際にも、擦り傷を気にせず車体を対象物に預けられるといった利点があり、工夫次第で用途が広がりそうな予感も。

物は試しということで早速購入してみましたが、今回はカーボンフレームと相性の良さそうな「プロテクターリング」の詳細や使用例について話題にしてみます。

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カーボンフレームの要所に取付けたい「プロテクターリング」の詳細&活用法

カーボンフレームの破損&傷対策に『プロテクターリング』を試すイメージ02

さて、上画像のブツが件のダボム「プロテクターリング」……ではなく、そのパチモノです!

重ねていいますが、パチモノです。

この手のコピーしやすい商品は、あっという間に中華製の餌食になりがちですね……普段なら割高でもアイディア料を払うつもりで必ず正規品を購入するのですが、残念ながら本物は国内での流通量が少な過ぎて、とうとう手に入りませんでした。

因みに本物は1500円弱、アマゾンで購入したパチモノは1000円前後で販売されています。

カーボンフレームの破損&傷対策に『プロテクターリング』を試すイメージ03

気を取り直して本題に移りますが、パチモノといえども素材や同梱品に殆ど差はなく、プロテクターリングと固定用の結束バンドが4個セットになっています。

一応、リング本体はゴム素材と説明がありますが、耐久性と柔軟性を兼ね備えたやや硬めの質感ですね。

付属の結束バンドは幅7mm強で長さは20cm程、リングを単体で使用する場合は過不足ありませんが、プロテクターリングは二つ繋げることでトップチューブなどの直径の太いフレームにも使用可能なため、その場合は別途で長めの結束バンドが必要になります。

カーボンフレームの破損&傷対策に『プロテクターリング』を試すイメージ04

リングの寸法は幅28mm、直径は平均でΦ35mm程、開放側と反対になっている部分が肉厚な仕様となっています。

肉厚な部分でダメージを受け流すのが基本的な使い方となり、チェーンステーガードとして使う場合は、この部分が上向きになるように取付けます。

リングの円周部分には結束バンドを通すための穴と溝がありますが、手に入りやすい幅7mm以下の結束バンドでも問題無く使えました。

また、プロテクターリングはフレーム形状に合わせてカットして使うこともでき、トップチューブに二つ連結して取付けたりする際のサイズ調整に役立ちます。

カーボンフレームの破損&傷対策に『プロテクターリング』を試すイメージ05

続いて、フィット感や使い勝手を確認する目的で、プロテクターリングをフレーム各所に仮止めしてみます。

初っ端はやはりチェーンステーとなりますが、今どきのオフ車にはしっかりとチェーステーガードが備わっているので、この車体には蛇足かも知れませんね。

カーボンフレームの破損&傷対策に『プロテクターリング』を試すイメージ06

テストを兼ねた仮止めなので、リングの向きも使用個数もかなりアバウトですが、幅45mmと太目のチェーンステーにもしっかりとフィットします。

本来なら、ロゴのある肉厚部分が上を向かないといけませんし、個数や間隔も要調整といった感じですね。

色はオレンジではなく素直にブラックの方が良かったかも……チェーンオイルで直ぐに汚れそうなので、カラーチョイスはちょっと失敗かな。

カーボンフレームの破損&傷対策に『プロテクターリング』を試すイメージ08

チェーンステーの次に需要の多いトップチューブはこんな感じ。都合により2個構成ですが、2×2にして4個丸々使うのがスタンダードな使い方です。

カーボンフレームのオフ車につきトップチューブはそこそこ太目ですが、画像では見えない下側はリングが余って重ね合わせになっていて、リングの寸法には十分な余裕がありました。

見栄えを良くする意味もありますが、リングの端をカットして肉厚な部分をトップチューブの角にフィットさせる加工が良さそう。

落車や転倒した際に、ハンドルの過度な回転でシフターやドロッパーポストのリモートレバーがトップチューブにダメージを負わすことがあるので、取付け位置はシフターやリモートレバーがちょうど接触する箇所にするのがポイントですね。

トップチューブはパーキング付近の車止めやポール状の物体に立て掛けて駐輪する際にも、何かと接触しがちな箇所なので、トラブル時だけでなく日常的な傷予防にも役立ってくれます。

カーボンフレームの破損&傷対策に『プロテクターリング』を試すイメージ07

個人的に一番使ってみたいのが、フロントフォークの肩部分でしょうか。

壁に立て掛ける駐輪方法では接触することはありませんが、コンビニによくある車止めに駐輪や地球ロックすると、トップチューブと同様にいつの間にかダメージを受けているのがココなんですよね……エンド幅の広いファットバイクだと尚更です。

この部分への取付けは、タイヤクリアランスやフロントフェンダーとの兼ね合いがありますが、何とか試行錯誤して実現させたいことろ。

カーボンフレームの破損&傷対策に『プロテクターリング』を試すイメージ10

フロントフォーク以外に、割とアリかな?と思うのがリアエンド付近ですね。

厚さ全然足りないのでディレイラーガード的な機能は全く望めませんが、上画像のドライブ側ではなくブレーキキャリパーのある反ドライブ側に取付けると、何かと便利かも知れません。

公園のベンチなどの低い物体に車体を立て掛ける際には傷防止のクッションになりますし、反ドライブ側への横転もゼロではありませんから。

カーボンフレームの破損&傷対策に『プロテクターリング』を試すイメージ09

最後に注目したいのが、シートステーのこの部分への取付けです。

ファットバイクはリアエンド幅がサドル幅を優に超えているので、通常の転倒時とは異なったプロセスでダメージを負うこともしばしば。

普通、オフロード車が駐輪状態から横倒しになると、ハンドル先端・ペダル先端・サドル側面、これらのどれかが先陣を切ってダメージを請け負ってくれることが多く、ヒヤッとしたけどフレームやリアメカは無傷だった……なんてことが良くあります。

ですが、ファットバイクはリアエンド幅がサドル幅を上回っているが故に、運が悪いとハンドルとペダルの次くらいにフレームやリアメカにダメージが及ぶことがあり、なかなか気が抜けません。

変形したディレイラーハンガーは補正したり交換したりするだけで済みますが、カーボンフレームのタッチアップやクラック補修はそれよりも遥かに手間が掛かる上に精神的ダメージも半端ないので、可能な限り避けたいのが本音でしょうか。

気休め程度かも知れませんが、こちらもタイヤクリアランスに注意しつつ、先述したリアエンド付近とセットでプロテクターリングを取付けておきたい場所ですね。

まとめ

プロテクターリングについて簡単に紹介してみましたが、アイディア次第で色々と化けそうなアイテムですね。

今回はテストを兼ねた仮止めのみでしたが、リアエンド・シートステー・フロントフォークこれらの三箇所には積極的に試す予定でいます。

カーボンフレームの破損&傷対策に『プロテクターリング』を試すイメージ12

余談ですが、プロテクターリング以外の部分は上画像の保護テープ類を活用するのがオススメです。

アウターワイヤーやブレーキホースの擦れなど、低負荷のダメージからフレームを保護するには、画像右手前の「3M スコッチ 表面保護用テープ #331」の使い勝手が良いですね。定番なのご存知の方も多いはず。

画像右奥の「コニシ 強力補修テープ ボンドストームガード 屋外用」は、3Mよりも防御力や接着力が高く、フレーム曲面への追随性もプラスされます。光沢版とつや消し版の二種類がある点も魅力ですが、長期間使用でテープの粘着成分が塗膜を侵食するという事例もあるそうなので、使うなら最低でも6ヶ月未満での貼り替えを心掛けましょう。

画像左奥の「ハッピークロイツ テープ式 ボディ保護フィルム クリア」は、元々自動車用なだけに防御力はトップクラス、やり直しが容易な水貼りに対応していて曲面への追随性も備えています。

ハッピークロイツ製テープは画像左手前にある「スキージー」や使用済みのカード類を併用することで気泡の無い綺麗な仕上がりも可能。

また、テープには透明な台紙が備わっているので、フレームに合わせて正確にカッティングしてから水貼りするといったテクニックも使えます。

手軽さでは前述2種類のテープに及びませんし価格も割高ですが、拘り派の方は是非お試しあれ。

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