自転車でハンドタオル使ってる?停車時に噴き出す『汗』対策の話

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私は汗っかきという程ではありませんが、夏場のライドでは吸汗速乾性の高いハンカチやハンドタオルを必ず携帯し、信号待ちなどのタイミングで顔や頭部の汗を拭っています。

先日のこと、自転車を趣味にする前から長年愛用していた『パックタオル/PackTowl』をライド中に紛失するという不運に見舞われ、精神にちょっとしたダメージを負います。

このパックタオルは携帯性・速乾性・吸水性に優れ、アウトドア専用品だけに日用品のハンドタオルとは一線を画す機能性を持っていました。

後日、また同じパックタオルを購入する予定でいたのですが、なにせ数年前の製品だけに既に同じ製品はラインナップされておらず、同タイプはやや大き目のサイズ感に変更されていました。

この時点で買い気が萎えたので、別のモノでも試してみよう!と私の御眼鏡に適った製品を早速購入。

なのに…なのに…再びその製品をライド中に紛失するという顛末に

自分のダメさ加減に思わず頭を抱えましたが、次は絶対に落とすまい!と散々注意を払っていただけに、きっと手ぬぐいをパクる妖怪にでも魅入られたに違いない…冗談でもそんなふうに思い込まないとやりきれません。

さて、この失敗に発奮した私は自転車用として使えそうなハンドタオルを幾つか追加で購入してみることにしました。

製品選びの条件は【1】コンパクトで携帯しやすい【2】吸汗速乾などの機能性に優れる【3】使いやすく紛失しづらい、これら三つで、例によって【3】は特に重視したいところ。

個人的に、ガチな自転車乗りほどライド中に汗を拭わないという勝手なイメージがありますが、今回は夏ライドに欠かせない携帯ハンドタオルについて話題にしてみたいと思います。

ポイントは『カラビナ付き』速乾ハンドタオルあれこれ

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携帯性や速乾性を重視したハンドタオルで尚且つ紛失しづらい、そんな条件で探していると自然にカラビナ付きやケース付の製品に行き着きました。

今回購入したのは上画像の三点

左側が『N-rit/エヌリット カンパックタオル』

中央が『WARP/ワープ マイクロハンドタオル』

右側が『アストロ 携帯マイクロファイバータオル』です。

この記事のトップ画像を見返すとエヌリット製とアストロ製がメインとなっていますが、実はパックタオルの後釜として最初に購入したのは中央のワープ製でした。

冒頭でも触れたようにライド中に紛失していますが、まとめて二つ購入した物の片割れがまだ残っています。

因みに、ワープ製だけカラビナが別売りで、紛失した一枚目は『試しに使ってみよう!』とカラビナ未装着のままポケットの奥底に忍ばせた結果、見事に妖怪にパクられました。

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まずは『N-rit/エヌリット カンパックタオル』から見ていきます。

カラビナと収納ケースを備えた登山用として人気のある速乾タオルで、お値段は1000円前後です。

カラーバリエーションは全六色で今回は無難にブラックを選びました、パッケージの外観は黒系統ですが、収納されているタオル本体はブラックだけライトグレーと少し変則的です。

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ケース下部のベルクロを開くと、中からタオルを取り出せます。

実際に取り出してみると、ハンドタオルの割に思いのほかタオルのサイズが大きく、ここでサイズを間違えて購入したことに気付きます。

ケース自体は11 x 8cmとコンパクトですが、私が購入したのはLサイズのカンパックタオルで、タオル部分の寸法は55 x 55cmもありました。

カンパックタオルにはS・M・Lの三種類があり、Sサイズが30 x 30cm、Mサイズが44 x 44cmとなり、私が欲しかったサイズはハンカチ大のSサイズです。

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タオル本体はケースから外しても付けたままでも使える仕様になっています。タオル部分は吸水速乾性に優れるウルトラマイクロファイバー製で、質感はまんまメガネ拭きですね。

このタイプの製品はどれもそうですが、使用後に綺麗に折り畳んで収納することが難しく、クシャクシャのまま使い続けることが前提となります。

正直、神経質な方やキレイ好きな方にはあまり向かない製品ですが、常に携帯し小まめに使う予定ならSサイズのカンパックタオルがオススメでしょうか。

サイズ選びを間違えたとはいえLサイズにも使い出があり、キャンプや登山用になら多用途に使えるこちらのサイズの方が向いていそうです。

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お次はこちら『WARP/ワープ マイクロハンドタオル』です。

画像からもわかる通り、サイズが12.5 x 12.5cmと大変コンパクトな点と、カラビナを通せるループが備わっている点が購入の決め手になりました。

見た目は普通のタオル地ですが、素材にはニオイを抑えるハイドロ銀チタンを配合されていて、カラーバリエーションは全九色。

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お値段は一枚400円ほどで、ハンドタオルとしてだけでなくスマホクリーナーやコースターとしても使えそうです。

コンパクトサイズな上に素材がタオル地コットン製なので大量の汗処理では直ぐに飽和してしまいますが、そのままサッと使えるのが最大の魅力ですね。

タオルを剥き出しのままぶら下げておくことができるので、汗を拭く⇒ ぶら下げる⇒ 走行中に乾燥⇒ 汗を拭く、といったルーチンが最適でしょうか。

因みに、サイズが必要最低限なのでカラビナに二枚ぶら下げても、全く嵩張りませんでした。

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最後はこちら、ケースの方が気になって購入した『アストロ 携帯マイクロファイバータオル』です。

ぶっちゃけAmazonで良く見掛ける中華製で類似品も山のようにありますが、シリコン製ケースの使い勝手が良さそうだったので試しに購入してみました。

『ハンドタオル』『カラビナ』で検索すると見つかり、大型の製品が多い中、この製品が最もコンパクトにまとまっています。

因みにお値段は1000円弱で、見た目ほど安くはありませんね。

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タオル本体はシリコン製のソフトケースに収納されているため、使用時の出し入れは割とアバウトに行えます。

ケースのサイズは直径4.5cm、高さ7cmほどの円筒形で、サイズさえ合えば他のタオルにも流用できそうですね。

試しにWARP/ワープ マイクロハンドタオルを突っ込んでみると、一枚でも二枚でも収納できるくらいの余裕があり、それでいてケースからこぼれ落ちる様子もありませんでした。

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タオル本体のサイズは44 x 44cmほどで、前述のエヌリットのMサイズ相当です。

素材もエヌリットと同じマイクロファイバー製で、例によって質感はメガネ拭きそのものでした。

こちらも使用時にタオルがクシャクシャになる難点がありますが、付属のタオルがMサイズなだけに折り畳みやすく、少しだけ綺麗に扱えます。

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ついでなので、他に気になったハンドタオルもピックアップしてみます。

画像中央が私が長年愛用していた『PackTowl/パックタオル』で、最もサイズが小さいパーソナルのFACEタイプを使用していました。現在は25 x 35cmの長方形サイズにリニューアルされていますが、機能性はそのままですね。

セーム革のような質感で皮脂汚れをしっかり落としてくれる反面、汚れ落ちが良すぎるため日焼け止めを落さないように、夏場はポンポンと叩くように使っていました。

スナップボタン付きのループがあり、何処かに引っ掛けて携帯したり、乾燥させたりするような使い方もできますが、スナップボタンの耐久性がイマイチなので注意が必要です。

画像左はモンベルの『マイクロタオル』で、兎に角コンパクトにまとまります。

薄手ゆえに吸水拡散性が抜群に良いですが、そのぶん肌触りなどの使用感に劣り、タオルというよりも極薄のハンカチ寄りな作りです。

モンベルにはパックタオルに似た性質を備えた『クイックドライ ハンドタオル』もあるので、使用感や汗処理に期待するなら、こちらの方がオススメですね。

画像右はファイントラックの『ナノハンカチ』で、吸水性を重視したソフト面と汚れ落ちを重視したハード面の両方を備えた、一風変わったハンドタオルです。

ケースに収納することでコンパクトにまとまりますが、外観が似ているエヌリット製とは異なり、こちらはカラビナも取付け用の穴も存在していません。

まとめ

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気に入っていたパックタオルを紛失した反動から、幾つか使えそうなハンドタオルを購入してみましたが、やはりどの製品にも一長一短がありますね。

個人的に折り畳む必要が無く短時間でサッと使える『WARP/ワープ マイクロハンドタオル』が圧勝ですが、速乾性に劣り、大量の汗には力不足なのが弱点です。

自転車乗りで使っている方を滅多に見掛けませんが、何気にリストバンドが最強なのでは?と思うところもあります。日焼けあとが残りやすく、血管の通っている手首が暑苦しい…といった問題を克服できるなら、悪くない選択肢かも知れません。

正直、夏場はハンドル備え付けのステムバッグをドリンクホルダーとして使わず、少し大き目のハンドタオルを放り込んでおくのがベストかも知れませんね。

ハンドタオルとはいえ二回連続の紛失なだけに、次は財布やスマホなのでは?と少しばかり警戒ムードです。

男性に多いそうですが、ポケットになんでもかんでも放り込んでしまうのは悪い癖ですね…

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