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ハンドルまわりをスッキリと!ケーブル&ホースの取り回し改善

ハンドルまわりをスッキリと!ケーブル&ホースの取り回し改善イメージ01

無くても別に困らないけど、あると意外に便利……今回はそんな小物のお話です。

トップ画像に写るパッケージの通り、本日の主役は「Jagwire Rotating Hook」という、謎の樹脂製スモールパーツ。

こいつを単体で購入する方はあまりいないと思いますが、Jagwire/ジャグワイヤーのケーブルキットなどを購入すると、高確率でオマケのように付属している代物です。

私も機械式ディスクブレーキを使っていた頃に、レバーの引きを少しでも軽くする目的で「Jagwire Elite Link」というケーブルキットを購入したことがありますが、その際にもオマケで同梱さていました。

さて、コイツが一体何なのかというと、主にハンドルまわりのケーブル類の取り回しを改善したり、見た目をスッキリ整える目的で使用します。

正直、パーツをインストールした際のケーブル長が適切ならばそれほど見苦しいことにはなりませんし、ちょっとした改善なら結束バンドで事足りますが、一度使うとまた使いたくなってしまう……そんな不思議な魅力があるのですよ。

ケーブル類スッキリ!ジャグワイヤー「ロウテーティングフック」の詳細

ハンドルまわりをスッキリと!ケーブル&ホースの取り回し改善イメージ02

さて、私は馬鹿正直にジャグワイヤー製の「Rotating Hook/ローテーティングフック」を購入しましたが、例によって中華製の類似品が山のように存在しています。

正式名称は不明ですが、ケーブルフックやケーブルクリップと呼ばれていて、このタイプは「S型」に分類されていました。

もっと安価で同梱数の多い物が欲しい場合は「自転車 フック ケーブル」などで検索すると見付けやすいですね。

因みに、私が鼻たれのガキだった頃からママチャリでも見掛けた小物ですが、シンプルなママチャリ用は業務用らしく、私の知る限り小ロットでの個別販売はされていない模様。

ハンドルまわりをスッキリと!ケーブル&ホースの取り回し改善イメージ04

パッケージには四つのフックが同梱されていて価格は700円ほど、少しお高いですが有名処はジャグワイヤーしか選択肢がありませんでした。

ハンドルまわりをスッキリと!ケーブル&ホースの取り回し改善イメージ05

S型は上部と下部がそれぞれ軸回転する作りになっていて、マウントしたケーブルを完全に拘束しない仕組み。

ケーブルをマウントするCフック部分は柔軟性のある樹脂製で、パッケージによると直径Φ5.5mmまで対応とのこと。

シフト用のアウターケーブルがΦ4mm、ブレーキ用がΦ5mm、油圧ホースが同じくΦ5mmですから、大抵のケーブル&ホース類がマウントできます。

ハンドルまわりをスッキリと!ケーブル&ホースの取り回し改善イメージ07

ママチャリ用の無可動フックとは異なり、フックの上部と下部がフレキシブルに回転してくれるので、ケーブル類が交差する箇所との親和性が高いですね。

接着剤を併用し、交差部分を任意の角度をガッチリ固定するテクニックもあるそうなので、少し無理のあるケーブル類の取り回し改善にも役立ってくれそう。

ハンドルまわりをスッキリと!ケーブル&ホースの取り回し改善イメージ06

複数個のフックでケーブルをパラレルにするといった使い方もでき、ハンドルの左右別にブレーキケーブルとシフトケーブルに一体感を持たせるなんてことも。

どちらの用途も結束バンドで十分でしょ?なんて思うかも知れませんが、パチパチとワンタッチで取外しできますし、後からの微調整も簡単、発想次第で色々と応用も利くのでハンドルまわりを小奇麗にまとめるなら悪くない選択肢でしょうか。

余談ですが、何かと自転車に多用される結束バンドは、ニッパーではなく爪切りで終端カットするのがオススメ

爪切りだとカット後の終端が鋭利になりづらいため、サイクルウェアや使い捨てウエスを引っ掛けてイライラしたり、メンテ中に怪我をしたりといった不都合が激減します。

まとめ

ハンドルまわりをスッキリと!ケーブル&ホースの取り回し改善イメージ03

ちょっと便利な小物、「Jagwire Rotating Hook」にスポットを当ててみましたが、現状のコックピットまわりはこんな感じ。

実は、ローテーティングフックはブレーキがまだベアグリース標準装備のテクトロ製だった頃に購入した物で、その時は今よりもブレーキホースが長く、ホース自体にも変な癖が付いていました。

現在は、ブレーキをSLXに交換したことにより見られる程度にはまとまってくれていますが、新たに追加したドロッパーシートポストのリモートレバーのせいで、また少し煩雑気味なご様子。

このままでも、ライドには何ら差支えありませんが、絶えず視界に入る部分なだけにハンドルまわりは綺麗に越したことはありません。

今どきは、リアディレイラーもドロッパーポストも無線化でき、財力次第で有線なのは油圧ブレーキホースだけ……なんて浪漫仕様も可能ですが、ワイヤー類が一切使われていないだけに、一応はワイヤレス自転車なんて呼び方になるのでしょうか?

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