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ホイール着脱でフレームに傷!ディスクブレーキの地味に嫌な欠点

ホイール着脱でフレームに傷!ディスクブレーキの地味に嫌な欠点イメージ01

昨今はクロスバイクやミニベロでも当たり前になりつつあるディスクブレーキですが、今回は個人的に「これは嫌だなぁ~」と思ってしまう、ディスクブレーキのちょっとした厄介ごとについて話題にしてみます。

春先にサルサ製のファットバイクを増車したことをお伝えしましたが、使用されているコンポーネントが久々のシマノ製でした。

ホイール着脱でフレームに傷!ディスクブレーキの地味に嫌な欠点イメージ02

辛うじてスプロケは最大51Tですが、リアディレイラーはDEOREの11速と一世代前の仕様。

SRAM製コンポの使い勝手に慣れ切ってしまっていて、シマノ製コンポの扱い方をすっかり失念していたせいもありますが、増車したファットバイクで早々にポカをやらかします。

ホイール着脱でフレームに傷!ディスクブレーキの地味に嫌な欠点イメージ05

ハイ、それがこちら。

先の画像でも薄っすら確認できますが、ご覧のようにカーボンフレームにチップ傷を付けてしまいました。

オフ車乗りがこの程度で凹んでどうする?と自分を励ましますが、カーボンフレームの塗膜の薄さに2度ビックリなのが正直な気持ち。

さて、この傷に気付いた当初は「近所の舗装路を軽く流しただけなのに、いきなり飛び石とは運が悪い……」などと達観ムードだったのですが、冷静に振り返ってみると思い当たる節がチラホラ。

ホイール着脱でフレームに傷!ディスクブレーキの地味に嫌な欠点イメージ03

実は、シマノ製リアディレイラーでのホイール着脱が久々過ぎて、取付けにかなり苦戦した経緯があり、どうやらその際にスプロケットの歯をフレームにぶつけて出来たのが、今回の傷である可能性が高いのです。

いくら何でも不器用すぎるだろ……と呆れられそうですが、一つだけ言い訳させてもらえると、ファットバイクのリアホイールはホイール・タイヤ・チューブ・スプロケ・ローターのフル装備で重量が4kgを超え、片手で保持したまま所定の位置にホイールを収めるのが割と苦行なのですよ。

過去にファットバイクでシマノ製リアディレイラーを使っていた際は、車体を必ず逆さまにしてホイールを着脱していたことを、失敗してから思い出す顛末となりました。

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ディスクブレーキ車はホイールの着脱でフレームに傷が付きやすい?

ホイール着脱でフレームに傷!ディスクブレーキの地味に嫌な欠点イメージ04

さて、私のようにスプロケで傷をつけてしまうのは流石にレアケースですが、調べてみるとディスクブレーキ車がホイールの着脱時にトラブルを起こしやすいのは事実のようです。

上画像を見るとわかりますが、ディスクブレーキでホイールを着脱する際はディスクローターをキャリパーに挟み込む工程が加わるため、リムブレーキ車よりも難易度が高めですね。

「慣れ」といってしまえばそれまでですが、ホイールを取付ける際は【1】チェーンをスプロケ最小ギアに引っ掛ける【2】リアディレイラーを後方に動かして保持【3】ディスクローターをキャリパーの隙間に収めつつ所定の位置にホイールを押し込んで固定【4】最後にスルーアクスルを捻じ込んで終了

これらの作業をほぼ一息で行う必要があり、はじめてディスクブレーキ車に乗る場合は、事前にしっかりとレクチャーを受けておくのが無難です。

私のように不慣れかつ不器用だと、高確率でフレーム内側に傷を付けてしまうことになり、エッジが鋭いディスクローターが鉋(カンナ)のようにフレームを削ったり、スプロケの歯が鑿(ノミ)のようにフレームを穿ったりします。

また、キャリパーにローターを挟み込んだ状態でホイールを傾け過ぎると、ローターが曲がってしまうこともあるので、こちらにも注意が必要。

ホイール着脱でフレームに傷!ディスクブレーキの地味に嫌な欠点イメージ06

スプロケが悪さをすることは稀のようですが、ホイール取付時にローターがフレームを削ってしまうことは珍しくなく、オフ車には予め画像のような保護テープが貼られている場合も多いです。

私が事例を調べたところ、サイクルショップにディスクロードのメンテを依頼したら、この部分に傷を付けられて返却された……なんて話もあり、別の事例では、傷が怖いのでホイール着脱時はブレーキキャリパーを取外すといった方もいらっしゃいました。

因みにショップ目線でも、この部分は傷を付けやすい箇所だと重々承知しているそうで、ディスクブレーキ車のホイール着脱時には、かなり気を遣っているとのこと。

普段あまりホイールを外す習慣が無い方でも、ライド中にパンクすると嫌でもホイールを着脱する羽目になるので、動作が雑になりがちな屋外修理では特に警戒したい部分でしょうか。

うろ覚えですが、ディスクロードやグラベルロードは保護テープ無しが多かったような気がするので、気になる方は自転車用のプロテクションテープをお好みのサイズにカットして、傷が付く前に貼り付けておきましょう。

ホイール着脱時の傷対策はシマノよりもSRAM/スラムが有利?

ホイール着脱でフレームに傷!ディスクブレーキの地味に嫌な欠点イメージ07

冒頭でシマノ製やらSRAM製やらと度々触れていましたが、SRAM製リアディレイラーには「ケージロック」と呼ばれるチェーンテンションをワンタッチで開放できる仕組みが備わっていて、ホイール着脱時はシマノ製よりも有利に働きます。

画像右の赤矢印がSRAMのケージロックボタンでディレイラーケージを伸ばした状態で固定することができ、経験上これがあるだけでホイールが一気に着脱しやすくなります。

画像左のシマノGRXにもそれらしいレバーがありますが、残念ながらこちらは悪路でチェーンが暴れるのを防ぐチェーンスタビライザーで、シマノ製にはケージロックに相当する機能が存在しないのがツラいところ。

SRAMはチェーンテンションを殺せるケージロックのお陰で、ホイールを取り付ける際にリアディレイラーを過度に気にする必要が無く、ホイールを持っていないもう一方の手をそこそこ自由に使えるのが魅力ですね。

メンテナンス性を取るならSRAM製、変速性能を取るならシマノ製なんですが、シマノ製で何とか似たような状態を再現できないものかと調べてみると、ホイール着脱時にチェーンを丸ごと外したり、チェーンリング側を意図的にチェーン落ちさせる方法くらいしか見つかりませんでした。

ホイール着脱でフレームに傷!ディスクブレーキの地味に嫌な欠点イメージ08

チェーンリング側を意図的にチェーン落ちさせる方法なら、割と簡単でイイかも……と思ったのですが、この方法はチェーンステーやボトムブラケットの上部に線キズを付けがちなので、事前にしっかりと対策をしたほうが良さそうです。

まとめ

あまり知られていない、ディスクブレーキの地味な欠点について触れてみましたが、私以外のディスクブレーキユーザーがどうのように対処しているのかが、ちょっとだけ気になります。

ファットバイクのホイール着脱で苦戦したことが切欠になり、11速から交換予定の12速リアディレイラーをシマノ製にするかSRAM製にするかで絶賛お悩み中。

ケージロックが備わるSRAMは価格高騰でどんどん手が出しづらくなる一方ですし、シマノは品不足と値上がりで入手性と価格に強味が無くなりつつある状況……秋までには結論を出さなければなりませんが、今のところSRAMがやや優勢でしょうか。

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余談ですが、度々紹介している保護テープの中では、ローターやスプロケの鋭利さに対して自転車用として定番の「3M スコッチ 表面保護用テープ #331」では防御力不足です。

使うなら3M スコッチよりも厚みのある「コニシ 強力補修テープ ボンドストームガード 屋外用」か「ハッピークロイツ テープ式 ボディ保護フィルム クリア」の二択になるのですが、こちらの記事をご覧になった方から「ストームガードは長期間の使用で粘着成分が塗膜を侵食する」との注意喚起がありました。

気になったので製造元である株式会社コニシ様の相談窓口に問い合わせしてみると

【1】粘着剤と塗装はお互い化学物質なので、組み合わせによっては侵食が100%無いともいえない

【2】「ボンド ストームガード」の粘着剤が塗装を侵食する可能性自体に長期データが無い

【3】むしろ長期間の使用により粘着剤と塗装との密着性が増し、剥がす際に塗装ごとはがれてしまう可能性のほうが高い

以上のような返答をいただけ、あくまでも補修用のテープなのでコーティング用途には知見が乏しく、明確な返答ができずに申し訳ありませんとのこと。

どうやら、塗装への浸食が確実に起こってしまう……という訳では無さそうですが、長期間使用で粘着力が強くなり、フレームへのリスクが増大するのは確かなようです。

今のところ、半年未満でマメに貼り替えをしたり、「3M スコッチ 表面保護用テープ #331」を下地に使うなどの解決策もあるそうですが、ストームガードに頼らず単純に3M スコッチを重ね貼りして防御力を嵩増ししてあげるのがお手軽かも知れませんね。

因みに、ストームガードをガンガン使用している私の愛車もヤバいのでは……と慌てて確認してみましたが、粘着力の増大は見られたものの、つや消し塗装への浸食は見られず一安心。

二年以上も貼り続けた個所もありますが、テープの粘着剤はパーツクリーナで溶かし落とせるレベルで、何とか無事に剥がすことができました。剥がしながらパーツクリーナーを染み込ませて、慌てずチビチビやるのがコツかな?事前にドライヤーで温めるとより剥がしやすくなります。

ストームガードは大変使い勝手が良かっただけに残念ですが、貴重な情報を知れたのは幸いでした。ぽた○ま様と(株)コニシ様にに多謝!

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