私事ですが、少し前に増車しました。
サラッと書いていますが、これで所有する自転車は三台となり
『自転車は寂しがり屋で、よく仲間を呼ぶから注意しろ!』
この金言が身に沁みている真っ最中です。
さて、その増車に関連して今回は自転車とは切っても切れない『鍵』についての話題。
誰もが一度は経験しますが、新車を手にした直後は『自慢の愛車が狙われるかも知れない……』といった不安から、やたらと高価で重いチェーンロックやブレードロックに手を出しがちです。
最初のうちは不便を感じつつも愛車を盗難から守りたい一心で使い続けますが、時間が経つにつれ危機感や警戒心が薄れ、最後にはひたすら重いだけの鍵を持ち歩くのが億劫になります。
もちろん、私もそうでした。
現在は経験則と合理化の果てに、防御力はそこそこで重さは300g前後といったお手軽なチェーンロックを愛用するに至っていますが、増車によって不安病が再発。
こんなの最初だけ……と思いつつも、もう少しだけ防犯性を高めたい欲求に駆られています。
そこで注目したのが、異変を大音量で知らせてくれる『アラームロック』こと警報装置付きの鍵です。
実は数年前にも一度検討したことがあるのですが、その時はまだまだ選択肢が少なく実用レベルの製品も数える程でした。
それから数年が経過した現在、相変らず難アリで癖の強い製品が多いものの、使い方や工夫次第で十分に役立ってくれそうな製品も増えています。
今回はその中から自転車の盗難防止用として使えそうな製品を幾つかピックアップしてみました。
KOMINE/コミネ
【LK-120 アラームパッドロック】画像左
サイズ:W93×H98×D32mm Φ10mm 内径W40×H35mm
重量:422g
価格:¥2300
仕様:生活防水・アルカリボタン電池使用
【LK-124 アラームワイヤーヘルメットロック】画像中央
サイズ:L800mm Φ12mm
重量:358g
価格:¥2300
仕様:生活防水・アルカリボタン電池使用
【LK-123 アラームワイヤーロック】画像右
サイズ:L800mm Φ20mm
重量:839g
価格:¥3700
仕様:生活防水・アルカリボタン電池使用
※アルカリボタン電池『LR44』6個使用で約1年稼働
※重量は詳細不明につきパッケージサイズ表示
まずはご存知の方も多いKOMINE/コミネ製のアラーム付きロックです。
本来はオートバイ用ですが製品によっては自転車用としても十分に流用可能。
実用レベルのアラームロックとして一番人気なのが画像左の『LK-120 アラームパッドロック』
南京錠タイプ故に単体での使用のほか、チェーンロックやワイヤーロックと併用ができたりと使い勝手に優れます。
単体の場合、スポークとフレームのステー部分を施錠する使い方が出来ますが、ステーが太いフレームでは使えませんし、誤ってスポークにダメージを及ぼしてしまう事もあるので、あまりおすすめしません。
U字型のシャックルを差し込む方向でアラーム機能のオンオフを設定でき、電池が切れていなければアラームセット時にピッと音が鳴り作動を知らせてくれます。
アラーム作動後に振動を感知するとピッピッピッと控えめな警告音がなり、そのあと短時間で再び振動を感知すると110dbの本格的なアラーム音が10秒間続きます。
アラーム中に振動が続くとアラーム音も継続し、鍵を使ってシャックルを外せばアラーム音が停止します。
このLK-120の優れている点は例えアラームが誤作動しても、振動が継続していなければ10秒でアラームが停止してくれる点で、周囲への迷惑を最低限に抑えることが可能。
アラーム付きロックを使う際の懸念は風による揺れやちょっとした接触による誤作動ですから、実用する上での配慮は十分です。
ワイヤーロックタイプの二種もアラーム機能は同様で、単体で使いたいなら軽量なΦ12mmで重量358gのLK-124あたりが自転車用として丁度良いサイズかも知れませんね。
ワイヤーロックタイプは施錠時にワイヤ―先端を差し込む深さでアラームのオンオフを切り替える仕組みになっています。
因みに、南京錠タイプのLK-120を改造して使っている方も多く、スピーカー部分にテープを貼って音量を落したり、内部のオモリを無くして軽量化するなど、ちょっとしたカスタマイズができるのも魅力。
電池を交換する際はシャックルを抜いた穴奥にあるネジを外してケースを開けるのですが、その際にホットボンドで接着されたオモリを除去して本体を300g以下まで軽量化できます。
一応、オモリはスペーサーも兼ねているので、忘れずに軽量な代用品で埋めておきましょう。
余談ですが、アラーム付きロックでは一番人気のLK-120だけにコピー品が数多く出回っています。
中にはDOPPELGANGER/ドッペルギャンガーの『アラームde南京錠』の様にツル部分を長くし自転車用に改良した製品もありますが、残念ながら重量面での改善はされていない模様。
個人的に機能面に不満は感じませんが、改造後のLK-120でもまだまだ重いなぁ~というのが正直な感想ですね。
22mmある鍵穴の飛び出し部分を度外視すれば、W71×H98mmと意外にコンパクトにまとまるので、威嚇用として手持ちのチェーンロックにプラスして使うのが良さそうです。
ULAC/ユーラック
【ULAC THE BEE 警報器内蔵ケーブルキーロック AL5P】画像左
サイズ: L1200mm Φ12mm
重量:418g
価格:¥4000程度
仕様:アルカリボタン電池 LR44×4個使用
【ULAC THE BEE GO 警報器内蔵ケーブルキーロック AL7P】画像中央
サイズ: L600mm Φ12mm
重量:180g
価格:¥3000程度
仕様:アルカリボタン電池 LR44×3個使用
【BULLDOG 警報器内蔵ケーブルキーロック AL3P】画像右
サイズ: L1200mm Φ12mm
重量:420g
価格:¥4000程度
仕様:単四アルカリ電池 2本使用
※アラーム音110db、防水機能ほぼ無し
※振動・切断検知でアラーム作動
私が数年前にアラーム付きロックを探した際に、購入候補として気になっていたのがこのULAC/ユーラックの製品です。
以前は知名度も流通量も控えめでしたが、最近は高確率で目に留まるちょっとお洒落なメーカーに成長しました。
因みに、ユーラックは自転車産業が盛んな台湾の企業。
ユーラックのアラームロックは全てワイヤータイプとなり、コミネ製と同じ様に誤作動を考慮したアラーム機能が備わっています。
こちらは振動だけでなくワイヤー切断時にもアラームが鳴ってくれたり、施錠後にボタンでアラーム機能をオンに出来たりと、機能面で一歩踏み込んだ仕様。
施錠するとピッと電子音が鳴り、続けて鍵の先端などで本体にある小さなボタンを押すとアラーム機能がオンになります。
警戒モードに移行してからは、一回目の振動を感知すると警告音がピッピッと二回鳴り、その後さらに振動が加わると110dbのアラームが15秒間鳴ります。
時間が15秒なこと以外はコミネ製と動作パターンがほぼ同じで、鍵で開錠するとアラームが停止します。
自転車用のアラームロックとして完成度は高い方ですが、 アラーム機能をオンにするボタンが小さく暗い場所では操作に手間取るかも知れません。
加えてスピーカー穴が大きい上に防水機能が貧弱なため、水気に滅法弱く故障しやすいという残念な欠点があります。
晴れの日限定、短時間駐輪、少し危ないと感じる場所でピンポント使用など、故障させずに使うには何かと制限の多いアラームロックといった印象ですね。
アラームの音量が大きいのを利用して、スピーカー穴を薄い防水フィルムで塞ぐなどの工夫をすれば少しはマシになるかも知れません。
コミネ製も決して雨に強い訳ではありませんが、ユーラックのアラームロックは誤作動が多いという評判も含めて、色々と惜しい点が目立ちますね。
60cmで180gと軽量な『ULAC THE BEE GO』が気になるところですが、今のところ日本国内で販売されていないのも痛いです。
ABUS/アブス
【440A USH ALARM】画像左
サイズ:L160mm/230mm W100mm
重量:1100g/1500g
価格:¥20000弱
仕様:カギ式・CR2リチウムバッテリー×1使用
【BORDO Alarm 6000KA】画像右
サイズ: L900mm/1200mm
重量: 1420g/1780g
価格:¥30000前後
仕様:カギ式・CR2リチウムバッテリー×1使用
※アラーム音100db、3Dセンサーアラーム搭載
※振動・ピッキング・切断検知でアラーム作動
自転車用ロックを数多く手掛けるABUS/アブスからもアラームロックがリリースされています。
U字ロックの『440A USH ALARM』とブレードロックの『BORDO Alarm』の二種類があり、それぞれに長さの違うモデルが準備されています。
世界初の3Dセンサーアラームが搭載され、風などによる揺れには無反応、人間やボールの接触には小さな警告音、ピッキングや切断には100㏈の警告音が15秒以上鳴り響くといった、なかなか賢い仕様。
誤作動の懸念が軽減されていて、この辺は流石アブスといった印象ですね。
ブレードロックタイプはロック先端の差し込みの深さが二段階になっていてアラーム機能のオンオフに対応しています。
U字ロックタイプは鍵穴の回転方向でアラーム機能のオンオフに対応していて、どちらも開錠する事でアラームを停止できます。
重さと価格を除けばパーフェクトな出来ですが、やはり気になるのが防水性や耐水性です。
公式HPにも記載がなかったので海外の情報を調べてみると、ブレードロックタイプの『BORDO Alarm』に関しての情報が見つかりました。
どうやら水に対しての防御にも抜かりなく、水しぶきどころか流水を浴びせたり水没後でも動作し続けてくれる模様。
ただし水没中だけはアラームが鳴らなくなり、一時的にアラーム機能が無力化されてしまうとのこと。
どちらを選んでも1kg越えなので携帯には不向きですが、セキュリティレベルは『BORDO Alarm』の方が高く汎用性もこちらに軍配が上がります。
今回紹介する中では堅牢さがトップクラスなので、お住いのアパートやマンションに備え付けの駐輪場で使うといった長時間の駐輪に向いているアラームロックかも知ません。
因みに、使用する電池は『CR2』は¥100ショップやコンビニではあまり見掛けないので、最寄りの家電量販店かネット通販を頼りましょう。
Doberman Security/ドーベルマンセキュリティ
【SE-0304 防犯・振動検知アラーム】画像左
サイズ:W50×H70×D25mm
重量:50g
価格:$13
仕様:生活防水・ボタン電池CR2032×2個使用
※画像右は自転車用の【SE-0308】
数年前のアラームロック選びで私の用途に最も合致していたのが、このちょっと可愛いデザインの『SE-0304』です。
販売元はアメリカのDoberman Security/ドーベルマンセキュリティという会社で、本来の用途は置き引きや対策や防犯用のブザーアラーム。
軽量で携帯性に優れる点から、自転車用として使っている方も多かった製品でした……
どうして微妙に過去形なのかといえば、一時期は簡単に入手できたこの製品が現在は欠品だらけで入手困難になっているからです。
正確にいえば今でもお金に糸目を付けなければ平行輸入品を入手出来ますが、元値が$13の製品に¥4000以上は流石に支払いたくありません。
このSE-0304は手榴弾型という売り文句で販売されていただけに、本体を強く引っ張ってピンを抜くと大音量のアラームが鳴り響く防犯ブザーの機能が備わっています。
自転車用として使う場合はこの機能ではなく、置き引き防止機能の方を活用。
本体にあるSボタンを二回押すと5秒後に警戒モードに移行し、その状態で振動を感知すると一回目は警告音がピッピッと鳴り、その後に続けて振動を感知すると100dbの大音量アラームが作動する仕組み。
注意すべき点として、警戒モードを解除するにはSボタンを一回押した後に自身で設定した4桁のパスワード入力する必要があり、鳴り始めたアラームを解除するにも同様の手順が必要なことです。
アラームが鳴り響いている最中は確実に焦りますし、コミネ製やULAC製と違ってアラームが一定時間で停止してくれないのは大変厄介な仕様です。
警告音を鳴らしてくれるので多少の猶予はありますが、鳴りっぱなしは心臓に悪いですね。
同社からは、代替品どころか本命として使える『SE-0308』という自転車専用アラームも販売されていて、こちらは警告音から本アラームまでの回数に三回程度の余裕が持たせてあります。
ですが上画像右でご覧いただけるとわかる様に、見た目がとてつもなくダサい上に車体に取付けて使う仕様が、どうしても二の足を踏ませます。
SE-0304は携帯するには便利だけど、使うには本アラームの大音量を覚悟する必要がある……
そんなアクの強い仕様になっているので、普段は保険として持ち歩き、危うい時だけ覚悟を決めて併用する使い方がベストかも知れません。
携帯品の片隅に忍ばせる盗難対策用の懐刀といった感じでしょうか。
【追記】国内は相変わらず欠品続きの『SE-0304』ですが、2024年時点でアリエクスプレスに在庫がありました。
ただし、5個入りのロットでしか購入できず、一個当たりのお値段は¥1800ほど。
それでも購入したい場合は、余った分はお仲間に譲るか、オークションやフリマサイトに流すことになりそうです。
AlterLock/オルターロック・KNOG SCOUT/ノグ スカウト
【AlterLock Gen3】画像左
サイズ:L167mm W28mm D9mm
重量:50g
価格:¥13800
仕様:USB Type-C充電 内臓バッテリー 最大3ヶ月稼働
【KNOG SCOUT BIKE/TRAVEL】画像右
サイズ: L106mm W26mm D8mm/L88mm W33mm Dmm
重量: 25g/35g
価格:¥10000弱/¥8000弱
仕様:USB Type-C充電 内臓バッテリー最大6ヶ月/2ヶ月稼働
ここ数年で利用者が増えつつあるスマートフォンと連携するタイプのアラームロックを二種類ご紹介。
ロック機能は備わっていないのでアラームロックに分類されるかは微妙ですが、かわりに追跡装置が備わっています。
まずはご存知のも多い『AlterLock/オルターロック』で、現在は第二世代のGen2版と第三世代のGen3版が併売されています。
スマートフォンと連携してアラーム機能を利用できるのはもちろんですが、本命は車体の追跡機能の方でしょうか。
GPSとWi-Fiを利用した追跡機能についてここでは触れませんが、振動の検知感度やアラームの鳴動時間をスマートフォンでカスタマイズできるのがこの手の製品の強味です。
本体が実際に警告音を鳴らすだけでなくスマートフォンにも通知を設定でき、短距離のBluetoothだけでなく弱点と言われる長距離でも通知が届きやすい仕様になっているとのこと。
サービスを利用するには本体を購入する以外に月額¥396のサブスク料金が必要になりますが、本体の防犯アラームと一部の機能はサブスク契約なしでも使用できる模様。
ただ、本体のスピーカーを塞がれるとアラーム音が殆ど聞こえなくなるという報告もあるので、防犯アラームだけを目当てに導入するのは避けた方が良いかも知れませんね。
お次はオルターロックの対抗馬として人気の『KNOG SCOUT/ノグ スカウト』です。
実質的にアップル社のAirTag/エアタグに防犯アラームとスマホ通知機能をプラスした製品で、月額料金が不要な簡易版オルターロックといった印象。
振動を検知して本体のアラームが鳴るのはもちろんですが、連携したスマートフォンにも通知が飛びます。
ボトルケージに取付ける『SCOUT BIKE』とワイヤーロック式で携帯できる『SCOUT TRAVEL』の二種類があり、後者は旅行用ですが自転車用としても普通に使用可能。
欠点はアップル社のAirTag/エアタグ機能を内蔵しているためiPhoneでしか使用できないことと、スマホへの通知があまり当てにならないことでしょうか。
スマホへの通知はBluetoothのみで行われているため、通信距離の短いClass2だと10mくらいが精々、通信距離が100mと長いClass1でも障害物の有無に大きく左右されます。
因みに、振動検知機能は5段階に設定可能ですが、最低にしてもそこそこ感度が良いのでバイクラックに吊るすなどの不安定な駐輪時には使わないようにしましょう。
エアタグに防犯アラームとおまけ程度の通知機能が付いてくる。
『KNOG SCOUT』はそんな製品でしょうか。
rayo/ラヨ・nubeam/ヌービーム
最後にオマケとして面白そうな二つのアラームロック関連製品を紹介します。
【追記】2024年時点でどちらも入手困難になっています。後継モデルも販売されていない模様なので、気になる方はオークションやフリマサイドで中古品か未使用品を頼りましょう。
まずは画像右の『rayo/ラヨ』ですが、こちらはブレーキランプ機能を備えたテールライトで、内部に加速度センサーが搭載されいます。
加速度センサーの副産物として、不審な振動を感知するとスマートフォンに通知してくれる機能があり、ペアリングしたBluetoothの電波が届く範囲限定で簡易的なアラーム機能を発揮してくれます。
本体からはアラーム音がしませんし、通知機能も距離や障害物に依存するところが大きいですが、メインのテールライト機能が優秀な上に価格も控えめなので、アラーム機能が無くても使ってみたくなる製品でしょうか。
続いて画面左の『nubeam/ヌービーム NB-600J』ですが、こちらはウインカー機能をそなえたテールライトで、本体と無線で接続されるコントロールユニットがセットになっています。
リアライトの振動センサーが反応すると、コントロールユニットとリアライトの両方からアラーム音が鳴り、4種類のモードには掌にすっぽり収まるサイズのコントロールユニットだけ鳴らす設定も含まれています。
ヌービームには警告音を鳴らす機能がないので、持ち運び可能なコントロールユニットだけを鳴らす使い方が無難ですが、公称値100mの通信距離はrayo同様に障害物に左右されやすくなります。
通信が途切れるとコントロールユニットが点滅して知らせてくれる至れり尽くせりな機能も備わていますが、少し使いどころが難しいかも知れませんね。
ガジェット好きにはたまらないアイテムですが、肝心のヌービーム本体が盗難されるのでは?と少し心配になります。
ウインカー機能を含む多機能さに感心する反面、機能を詰め込み過ぎて使い方や設定方法が煩雑になっている印象があり、直感的に使えない部分はマイナスに感じます。
まとめ
一通りアラーム付きロックを紹介してみましたが、どの製品も帯に短し襷に長しな印象ですね。
重さと価格を気にしないならABUS製が最も信頼でき、お手軽に使うならバランスに優れるコミネ製がオススメでしょうか。
余談ですが、某自治体でコミネの『LK-120アラームパッドロック』を囮自転車に取付けて試験的に放置したところ、その駐輪場全体の盗難率が低下したそうです。
月額料金を厭わないなら『AlterLock』が魅力的に映りますが、競合する『KNOG SCOUT』に乗り換える方も多く、実際の評価も悪くありません。
私はアンドロイドユーザーなので使えませんが、アンドロイドにも『Tile Pro』や『Chipolo One』といった位置情報トラッカーがあるので、今後のKNOGには期待したいところです。