まだ肌寒さはありますが、冬の気配が綺麗さっぱり無くなったので足慣らし走行をボチボチ開始。
毎年、雪解け後の足慣らしはミニベロで行っていましたが、今年は出だしから29erプラスがフル稼働です、春先にロングライドを予定しているので、体を車体に馴染ませている感じでしょうか。
昨年末に増車したプラスサイズタイヤの29erこと、トレックのフルスタッシュ8ですが、タイヤ&ホイールがファットバイクよりも軽量なだけに、見掛けによらず乗り味が軽く感じます。
ミニベロに乗った直後にファットバイクに乗ると、停車後の走り出しの重さやQファクターの広さから、『これでロングライドなんて無理だろ…』なんて弱音を漏らすくらいの違和感があるのですが、ミニベロから29erプラスの場合では割と乗り味がシームレスな印象で、違和感が思いのほか少ないですね。
軽量ホイールかグラベルタイヤに履き替えれば、流石に100km以上は無理でも70kmくらいなら行けるかな?と淡い期待を抱かせてくれます。
普通はフルサスMTBでロングライドなんてしませんが、そこに痺れる憧れるってヤツですよ。
少し前に交換したサーファス製のサドル『MH-RX ハイパフォーマンス』もお尻に馴染み始め、このサドルの特性や癖が理解できました。
交換してから初めて40kmオーバーの距離を走りましたが、お尻に痛みは殆ど無く、ようやくロングライドに耐えられる確証が持てました、痛くなりそうで痛くならない…けっこう小悪魔チックなサドルですね。
本日のコースは急坂が多く、普段は滅多に使わないリア50Tを何度か使う場面がありました。
静かな山間部を走っていたので気付くことができましたが、最大ギアの50Tを使用した時だけ僅かに何かが擦れるような異音がします。
最初は振動でズレたリアフェンダーがタイヤのノブに擦れているだけかと思いましたが、どうやらチェーンがタイヤのサイドノブか髭に干渉しているようです。
原因がわかれば放置しても構わないくらいの小さな異音なのですが、以前は見られなかっただけに少し気持ちが悪いですね…
クランク・リアディレイラー・スプロケットは手付かずの未カスタマイズ、タイヤは軽量な物に交換していますが、タイヤ幅は以前よりも5mm近くサイズダウンしているので、ちょっと奇妙です。
チェーンラインに影響するカスタマイズも一切していないので、考えられる原因は【1】ディレイラーハンガーが変形している【2】タイヤの空気圧が高すぎる【3】リアディレイラーのローアジャストボルトの調整不足、このどれかかも知れません。
正直、ファットバイクで散々な目にあった経験があるのでディレイラーハンガーの変形は勘弁して欲しいですね、少し前にチューブレスによる減圧を見越してタイヤ圧をリミット上限の2.0bar強にしたのがマズかったのかな?
普段なら高圧にしても勝手に1.5barくらいに落ち着くのですが、走り込みでシーラントがタイヤ内の隅々まで浸透し、以前よりも減圧しづらくなったのかも知れませんね、タイヤ内にチューブが無いだけに、空気圧の違いがダイレクトに反映されるのかも…
どちらにせよ、近々クリーニングを兼ねてメンテ実施です、念のため予備は購入してありますが、ディレイラーハンガーが知らぬ間に変形していた…なんて顛末は、本当に勘弁して欲しいです。